お薬検索

エポセリン坐剤125

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 エポセリン坐剤125
主成分 セフチゾキシムナトリウム
分類名称 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
剤形 白色~帯黄白色の坐剤、全長21mm
商品画像
製薬会社 日本ジェネリック株式会社
効能 細菌細胞壁の合成を阻害することによって、殺菌作用を示します。
通常、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親・兄弟がアレルギー症状を起こしやすい体質(気管支喘息、発疹、じん麻疹など)、腎障害、口からの食事が不十分またはできない、全身状態が悪い。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、小児は1日主成分として体重kgあたり20~70mg(力価)を3~4回に分けて肛門内に挿入しますが、年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1個中に主成分125mg(力価)を含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 決して飲んではいけません。なるべく排便後に使用してください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を使ってください。ただし、次の通常使う時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の使用時間に1回分を使ってください。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、下痢・軟便、肛門部痛、腹痛、発疹、じん麻疹、紅斑、かゆみ、発熱、リンパ腺腫脹、しびれなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 不快感・口内異常感、呼吸困難、じん麻疹 [ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、咽頭痛、頭痛 [血液障害]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や結膜などが黄色くなる [肝障害]
  • 尿量減少、むくみ、全身けん怠感 [腎障害]
  • 腹痛、頻回の下痢、血便 [大腸炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避け、冷所(15℃以下)に保管してください。アルミ袋開封後は光および湿気により黄変することがあります。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
    同じ成分の薬を探す セフチゾキシムナトリウム
    同じ製薬会社の薬を探す 日本ジェネリック株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。