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フィブラストスプレー500

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 フィブラストスプレー500
主成分 トラフェルミン(遺伝子組換え)
分類名称 その他の外皮用薬
剤形 液剤
商品画像
製薬会社 科研製薬株式会社
効能 傷が治る過程で重要な働きをしている血管内皮細胞、線維芽細胞などに存在するFGF(線維芽細胞増殖因子)受容体に特異的に結合し、血管新生作用や肉芽形成促進作用などを示すことにより、褥瘡、皮膚潰瘍に対して治療効果を示します。
通常、褥瘡(床ずれ)や皮膚潰瘍の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。使用部位に悪性腫瘍がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、次の1回量を潰瘍面から約5cm離して1日1回専用の噴霧器で噴霧します。潰瘍(傷)の最大径が6cm以内の場合は5噴霧(主成分として30μg)、潰瘍の最大径が6cm以上の場合は薬剤が同一潰瘍面に5噴霧されるように繰り返します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 潰瘍面を消毒または洗浄した後、噴霧してください。
  • 噴霧を忘れた場合は、気がついた時点で噴霧してください。2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く噴霧した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で噴霧を止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、噴霧部位の刺激感・痛み、発赤、かゆみ、浸出液の増加などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 該当する記載事項はありません。

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 噴霧した後は、透明キャップをし、保存袋に入れて、凍結を避けて10℃以下の冷暗所(冷蔵庫など)に入れて保管してください。なお、薬剤の安定性の面から2週間以内にご使用ください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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