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レコベル皮下注36μgペン

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 レコベル皮下注36μgペン
主成分 ホリトロピン デルタ(遺伝子組換え)
分類名称 脳下垂体ホルモン剤
剤形 注射剤
商品画像
製薬会社 フェリング・ファーマ株式会社
効能 女性の卵巣に働きかけ、卵子の発育を促します。
通常、生殖補助医療における調節卵巣刺激に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。エストロゲン依存性悪性腫瘍(乳がん、子宮内膜がんなど)、甲状腺または副腎機能不全がある、視床下部や下垂体腫瘍などの頭蓋内器官に活動性の腫瘍がある、診断の確定していない不正出血がある、原因が特定されない卵巣腫大または卵巣嚢胞がある。血栓塞栓症の既往歴、家族歴がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、使用開始前の血清抗ミュラー管ホルモン(AMH)値および体重に基づき設定された用量(主成分として6~12μg)を、生理が始まった日から2日目または3日目より1日1回皮下に注射し、卵胞が十分に発育するまで継続します。本剤は1本中に主成分36μgを含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 注射する部位は腹部の皮下とし、注射部位は毎回変えるようにして、連続して同じ部位に注射しないでください。
  • 感染症の原因となるおそれがあるので、本剤を複数の患者間で使用しないでください。
  • 使い忘れた場合は、気が付いたときにすぐに1回分を使用してください。ただし次に使用する時間が近い場合は、その回は使用せずに次の指示された時間に1回分を使用してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、頭痛、傾眠、下痢、便秘、骨盤痛、疲労などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 下腹部不快感、吐き気・嘔吐、下痢 [卵巣過剰刺激症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで凍結を避け2~8℃で保管してください。
    使用開始後は室温(30℃以下)で保管し、使用開始後28日を超えたものは使用しないでください。
  • 使用済みの注射針を再使用しないでください。
  • 使用済みの針およびシリンジは、医療機関の指示どおりに廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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