お薬検索

ビマトプロスト点眼液0.03%「日点」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ビマトプロスト点眼液0.03%「日点」
主成分 ビマトプロスト
分類名称 眼科用剤
剤形 無色澄明の無菌水性点眼剤、(キャップ)ピーコックグリーン、(点眼瓶)白色半透明、(投薬袋)透明[遮光]
商品画像
製薬会社 株式会社日本点眼薬研究所
効能 プロスタマイド受容体に作用し、ぶどう膜流出路を介して、房水とよばれる目の中の体液の排出を促進して眼圧を下げます。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。無水晶体眼または眼内レンズ挿入眼である、眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)、ヘルペスウイルスが潜在している可能性がある。コンタクトレンズを使用している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1回1滴を1日1回点眼します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 点眼する時は、次の手順で点眼してください。まず、手を洗い、顔をあおむけにし、下まぶたを引き、目をしっかり開けて点眼します。このとき容器の先がまぶたやまつげに触れないようにします。まばたきをせずに静かに目を閉じ、1~5分間目がしらを指先で圧迫した後、目を開けてください。他の点眼薬を点眼する場合は、はじめの点眼薬を点眼してから5分以上の間をあけてください。
  • 目からあふれた点眼薬は、清潔な濡らしたガーゼやティッシュでよく拭き取るか、目を閉じて洗顔してください。目の周りに点眼薬がついていると、目の周りが黒ずんだり、まつげが長く、太くなったりすることがあります。
  • コンタクトレンズをつけている場合には、レンズをはずしてから点眼し、15分以上経過してからレンズをつけてください。コンタクトレンズが変色することがあります。
  • 点眼を忘れた場合は、その日のうちであれば1回1滴を点眼してください。なお、翌日に点眼し忘れたことを気付いた場合も、1日に2回点眼したり、1回に2滴点眼したりしないでください。頻回投与により、眼圧下降作用が減弱する可能性があります。
  • 誤って多く点眼した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、点眼するのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 点眼後、一時的に目がかすむことがありますので、症状が回復するまで自動車や機械の運転操作は避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、結膜充血、目のかゆみ、眼瞼色素沈着(目のまわりの色素沈着)、角膜びらん(目のゴロゴロ感・痛み、まぶしい、涙が出る)、睫毛の異常(まつげが長く、太く、濃くなる)、眼瞼の多毛症(目のまわりの多毛)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 黒目(虹彩)の色が濃くなる [虹彩色素沈着]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 眼科用剤
    同じ成分の薬を探す ビマトプロスト
    同じ製薬会社の薬を探す 株式会社日本点眼薬研究所

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。