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レイボー錠50mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 レイボー錠50mg
主成分 ラスミジタンコハク酸塩
分類名称 その他の中枢神経系用薬
剤形 明るい灰色の錠剤、長径約8.90mm、短径約4.90mm、厚さ3.30mm
商品画像
製薬会社 日本イーライリリー株式会社
効能 セロトニン(5-HT)と呼ばれる物質が作用する受容体のうち、5-HT1F受容体に選択的に作用することにより、片頭痛発作の病態である脳における痛みの伝達経路を抑制するほか、末梢では三叉神経からの炎症や痛みをおこす物質の放出を抑えます。
通常、片頭痛の発作の治療に用いられます。発作予防のために使用する薬ではありません。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回2錠(ラスミジタンとして100mg)を片頭痛発作時に服用します。なお、状態により1回1錠(50mg)または4錠(200mg)を服用できます。頭痛が治まった後に再び痛み出した場合には、再度服用できますが、24時間あたりの総服用量は4錠(200mg)を超えないようにしてください。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 片頭痛発作に対してまったく効果がない場合は、その発作に対して追加投与せず、医師に相談してください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 生活上の注意
  • 眠気やめまいなどがあらわれることがあるため、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 高齢者では、眠気やめまいなどの症状により転倒するおそれがありますので注意してください。
  • アルコールにより薬の作用や副作用が強くなる可能性があるため、服用時の飲酒には注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、浮動性めまい、傾眠、倦怠感、無力症、感覚鈍麻、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 不安、興奮、発熱、体のぴくつきや震え [セロトニン症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため、受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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