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レパグリニド錠0.25mg「サワイ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 レパグリニド錠0.25mg「サワイ」
主成分 レパグリニド
分類名称 糖尿病用剤
剤形 淡赤色の錠剤、長径7.0mm、短径5.0mm、厚さ2.8mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 膵臓に作用しインスリン分泌を促進して、食後の血糖の上昇(食後高血糖)を抑え、血糖を改善します。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス(深く大きい呼吸、意識がなくなる、手のふるえなど)、糖尿病性昏睡または前昏睡、1型糖尿病、感染症、手術前後、外傷がある。
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として0.25mg)より開始し、1日3回毎食直前(10分以内)に服用します。維持量は通常1回1~2錠(0.25~0.5mg)で、必要に応じ適宜増減されます。1回4錠(1mg)まで増量されることもあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1回とばして次の食事の直前に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖症状があらわれることがありますので、高所での作業や車の運転など危険を伴う機械の操作には十分注意してください。
  • 低血糖症状があらわれた場合は、通常は砂糖をとってください。α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)を併用している場合は、ブドウ糖をとってください。なお、意識が薄れてきた場合は、医師に連絡してください。
  • 糖尿病患者であることを家族にも理解してもらっておいてください。
  • 副作用 主な副作用として、振戦(手足のふるえ)、めまい・ふらつき、蕁麻疹、かゆみ、発疹、紅斑、空腹感、冷汗などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • めまい・ふらつき、ふるえ、空腹感 [低血糖]
  • 全身倦怠感、食欲不振、吐き気 [肝機能障害]
  • 急激な前胸部の圧迫感、狭心痛、冷汗 [心筋梗塞]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 糖尿病用剤
    同じ成分の薬を探す レパグリニド
    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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