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オラビ錠口腔用50mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 オラビ錠口腔用50mg
主成分 ミコナゾール
分類名称 その他の化学療法剤
剤形 白色~微黄色の口腔用錠剤(付着錠)、直径約8.0mm、厚さ約2.3mm
商品画像
製薬会社 久光製薬株式会社
効能 カンジダ菌(カビの一種)の細胞膜成分の合成を阻害することにより、カンジダ菌の増殖を抑えます。
通常、口腔咽頭カンジダ症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある、牛乳アレルギーがある(濃縮乳タンパクを含んでいるため、アレルギー症状が出る可能性があります)。
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として50mg)を1日1回、上顎犬歯の上部にあるくぼみ〔犬歯窩(けんしか)〕に付着して、原則14日間使用します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 飲み薬ではありません。飲み込んだり、なめたり、噛み砕いたりしないでください。
  • 最初に薬を付着してから6時間以内に薬がはがれたら、はがれた薬をもう一度同じ位置に付着してください。付着できないときはボトルから新しい薬を取り出し、同じ位置に付着してください。
  • 付着してから6時間以上経過した後に薬がはがれた場合は、翌日まで新しい薬の使用は不要です。
  • 次に薬を使用する場合は、前回と反対側の犬歯窩(けんしか)に付着してください。その際、前回の薬が残っていたら取り除いてください。
  • もし飲み込んでしまったら、コップ1杯の水を飲んでください。
  • 使い忘れた場合は、気がついたときに、1回分を使用してください。ただし、次の使用する時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分を使用してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • この薬の使用中も通常通り飲食しても構いませんが、ガムをかむなど、この薬が取れてしまうおそれのある行為はしないでください。
  • 副作用 主な副作用として、味覚異常、適用部位不快感、腹部不快感、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 該当する記載事項はありません。

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 薬は湿気の影響を受けやすいためキャップをしっかり締め、ボトルから取り出さずに保管してください。
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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