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ジェミーナ配合錠[生殖補助医療]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジェミーナ配合錠[生殖補助医療]
主成分 レボノルゲストレル、エチニルエストラジオール
分類名称 混合ホルモン剤
剤形 白色の錠剤、直径6.1mm、厚さ3.2mm
商品画像
製薬会社 ノーベルファーマ株式会社
効能 本剤を一定期間服用し、本剤の黄体ホルモンと卵胞ホルモンという2種類の女性ホルモンを一定期間維持した後、本剤を中止することで月経を生じさせます。
通常、生殖補助医療において、調節卵巣刺激を開始する直前の周期に月経周期を調整するのに用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。乳癌・子宮内膜癌・子宮頸癌およびその疑い、診断が未確定の異常性器出血、血栓性静脈炎・肺塞栓症・脳血管障害・冠動脈疾患またはその既往歴、喫煙者、片頭痛、心臓弁膜症、糖尿病、血栓性素因(家族を含む)、抗リン脂質抗体症候群、手術前4週間以内、手術後2週間以内、産後4週間以内、長期間安静状態、肝障害、肝腫瘍、脂質代謝異常、高血圧、耳硬化症、妊娠中に黄疸・持続的なかゆみを経験したことがある、妊娠ヘルペスの既往歴がある、現在身長が伸びている。
  • 妊娠中、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1日1錠を毎日一定の時刻に14~28日間連続で服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 万一前日の飲み忘れに気付いた場合、直ちに前日の飲み忘れた1錠を服用し、さらに当日の1錠も通常の服用時刻に服用します。2日以上連続して飲み忘れた場合は、気付いた時点で前日分の1錠を服用し、さらに当日の1錠も通常の服用時刻に服用します。その後は当初の服用スケジュールどおり服用を継続します。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 喫煙は、静脈血栓症、肺塞栓症、心筋梗塞、脳卒中などの副作用の危険性を高めることがあります。年齢および喫煙量により心血管系の重篤な副作用の危険性が増大することがありますので、本剤服用中は禁煙することが必要です。
  • 激しい下痢または嘔吐が続く場合は薬の成分が吸収されにくくなり、予定した時期に月経が来ない可能性がありますので医師に相談してください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む健康食品を摂取すると、この薬の作用を弱め、不正性器出血が起こる可能性を高めますので、摂取しないでください。
  • 他院や他科に受診の際は、この薬の服用を医師、薬剤師に伝えてください。
  • 副作用 主な副作用として、不正子宮出血、希発月経(月経周期が39日以上)、月経過多、無月経、下腹部痛、吐き気、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 足の突然の痛み・腫れ、手足の脱力・まひ、突然の息切れ、押しつぶされるような胸の痛み、激しい頭痛、舌のもつれ・しゃべりにくい、突然の視力障害 [血栓症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 混合ホルモン剤
    同じ成分の薬を探す レボノルゲストレル、エチニルエストラジオール
    同じ製薬会社の薬を探す ノーベルファーマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳2,058
    15~19歳015~19歳22,354
    20~24歳020~24歳45,559
    25~29歳025~29歳39,839
    30~34歳030~34歳31,204
    35~39歳035~39歳27,800
    40~44歳040~44歳18,711
    45~49歳045~49歳10,133
    50~54歳050~54歳1,015
    55~59歳055~59歳0
    60~64歳060~64歳0
    65~69歳065~69歳0
    70~74歳070~74歳0
    75~79歳075~79歳0
    80~84歳080~84歳0
    85~89歳085~89歳0
    90歳以上090歳以上0