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ラモトリギン錠25mg「日医工」[双極性障害]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ラモトリギン錠25mg「日医工」[双極性障害]
主成分 ラモトリギン
分類名称 抗てんかん剤
剤形 白色の錠剤、直径4.8mm、厚さ2.0mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 脳内の興奮性神経伝達物質の遊離を抑制し、神経の過剰な興奮を抑え、双極性障害における気分の変動を抑えます。
通常、双極性障害における躁症状およびうつ症状の再発・再燃抑制に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • バルプロ酸ナトリウムを併用
    通常、成人は初めの2週間は1回1錠(主成分として25mg)を1日おきに1回服用し、次の2週間は1日1錠(25mg)を1回に服用し、5週目は1日2錠(50mg)、6週目以降は維持用量として1日4錠(100mg)をいずれも1回または2回に分けて服用します。症状に応じて適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大2錠(50mg)ずつ徐々にされます。なお、最大量は1日8錠(200mg)までとなっています。
    バルプロ酸ナトリウム以外の薬剤(フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、プリミドン、リファンピシン、ロピナビル・リトナビル配合剤など)を併用
    通常、成人は初めの2週間は1日2錠(主成分として50mg)を1回に服用し、次の2週間は1日4錠(100mg)、5週目は1日8錠(200mg)、6週目は1日12錠(300mg)、7週目以降は維持用量として1日12~16錠(300~400mg)をいずれも2回に分けて服用します。症状に応じて適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大4錠(100mg)ずつ徐々にされます。なお、最大量は1日16錠(400mg)までとなっています。
    ラモトリギン単剤療法、もしくは、バルプロ酸ナトリウム以外の薬剤(アリピプラゾール、オランザピン、ゾニサミド、ガバペンチン、シメチジン、トピラマート、プレガバリン、リチウム、レベチラセタム、ペランパネル、ラコサミドなど)を併用
    通常、成人は初めの2週間は1日1錠(主成分として25mg)を1回に服用し、次の2週間は1日2錠(50mg)、5週目は1日4錠(100mg)、6週目以降は維持用量として1日8錠(200mg)をいずれも1回または2回に分けて服用します。症状に応じて適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大4錠(100mg)ずつ徐々にされます。なお最大量は1日16錠(400mg)までとなっています。
    必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 発疹や重篤な皮膚障害があらわれることがあります。患者さんや家族の方は、十分に理解できるまで医師の説明を受けてください。また、このような症状があらわれたらただちに医師に連絡してください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、頭痛、胃腸障害、傾眠、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、眼の充血、顔面の腫脹 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 発疹、発熱、全身倦怠感 [薬剤性過敏症症候群]
  • 高熱、全身倦怠感、歯茎や鼻からの出血 [再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、頭痛、吐き気・嘔吐 [無菌性髄膜炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗てんかん剤
    同じ成分の薬を探す ラモトリギン
    同じ製薬会社の薬を探す 日医工株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳1,4200~4歳1,824
    5~9歳11,9585~9歳12,265
    10~14歳32,31010~14歳32,292
    15~19歳58,62915~19歳128,192
    20~24歳91,56920~24歳244,691
    25~29歳119,77125~29歳307,807
    30~34歳144,07630~34歳363,818
    35~39歳173,67235~39歳296,819
    40~44歳208,03840~44歳304,990
    45~49歳231,40845~49歳256,327
    50~54歳209,00050~54歳190,658
    55~59歳160,80255~59歳155,420
    60~64歳105,98260~64歳114,614
    65~69歳65,10365~69歳96,849
    70~74歳49,02670~74歳78,213
    75~79歳44,50575~79歳64,007
    80~84歳27,24380~84歳36,317
    85~89歳16,96385~89歳26,351
    90歳以上3,02290歳以上8,554