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セリンクロ錠10mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 セリンクロ錠10mg
主成分 ナルメフェン塩酸塩水和物
分類名称 その他の中枢神経系用薬
剤形 白~微黄白色の錠剤、直径7.2mm、厚さ4.0mm
商品画像
製薬会社 大塚製薬株式会社
効能 オピオイド受容体に作用し、お酒を飲む量を減らします。
通常、アルコール依存症患者における飲酒量の低減に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アルコール離脱症状があらわれたことがある、自殺を図ったまたは思いめぐらせている、肝臓または腎臓に障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回1錠(ナルメフェン塩酸塩として10mg)を、飲酒の1~2時間前に服用します。ただし、1日1回までとします。なお、症状により適宜増量されますが、1日量は2錠(20mg)を超えないこととします。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 薬を飲まずに飲酒し始めた場合には、気付いた時点ですぐに1回分を服用してください。ただし、飲酒終了後には飲まないでください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 注意力障害、浮動性めまい、傾眠などが起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 服薬遵守および飲酒量の低減を目的とした心理社会的治療を受けながら、この薬を服用してください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気、浮動性めまい、傾眠、頭痛、嘔吐、不眠症、倦怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 該当する記載事項はありません。

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関にご相談ください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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