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ロピニロール徐放錠2mg「トーワ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ロピニロール徐放錠2mg「トーワ」
主成分 ロピニロール塩酸塩
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 淡紅白色の楕円形の錠剤、長径12.6mm、短径6.9mm、厚さ6.4mm
商品画像
製薬会社 東和薬品株式会社
効能 ドパミンD2受容体を刺激することにより抗パーキンソン病作用を示し、ふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅くなる、姿勢障害などの症状を改善します。
通常、パーキンソン病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。幻覚、妄想などの精神症状または既往歴がある。心臓に障害または既往歴がある。低血圧症。腎臓に障害がある。肝臓に障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人はロピニロールとして1日1回2mgから始め、2週目には4mg/日を服用します。以後経過観察しながら、必要に応じ2mg/日ずつ1週間以上の間隔で増量されますが、いずれの場合も1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、ロピニロールとして1日量16mgを超えることはありません。本剤は1錠中にロピニロールとして2mg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 空腹時に飲むと吐き気、嘔吐などが起こることがあるので、できるだけ食後に飲んでください。
  • できるだけ毎日同じ時間帯に飲んでください。
  • 本剤は徐放性製剤であるため、噛んだり、割ったり、砕いたりせずにそのまま服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近いときは1回とばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で急に減らしたり、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、前兆のない急な眠り込みが現れることがありますので、自動車の運転、機械の操作、高所での作業など危険を伴う作業は行わないようにしてください。
  • めまい、立ちくらみ、ふらつきがみられることがあります。このような症状があらわれたら医師に相談してください。
  • 社会的に不利な結果を招くにもかかわらず持続的にギャンブルを繰り返したり、病的に性欲が亢進することなどが報告されているので、このような症状があらわれた場合には医師に相談してください。
  • 便の中にこの薬が見つかった場合は、医師に相談してください。十分な効果が得られないことがあります。
  • 副作用 主な副作用として、傾眠、吐き気、ジスキネジーなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 前兆のない急な眠り込み、意識がぼんやりして睡眠に近い状態 [突発的睡眠、極度の傾眠]
  • 現実にはない物が見えたり聞こえたりする、根拠のない主観的な思い込み、考えがまとまらない [幻覚、妄想、興奮、錯乱、せん妄]
  • 高熱、意識障害、高度の筋硬直、不随意運動、ショック症状 [悪性症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
    同じ成分の薬を探す ロピニロール塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す 東和薬品株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳025~29歳0
    30~34歳1,24630~34歳0
    35~39歳5,59935~39歳1,016
    40~44歳7,52840~44歳4,671
    45~49歳14,87245~49歳12,798
    50~54歳22,50250~54歳19,100
    55~59歳62,47155~59歳49,180
    60~64歳98,46560~64歳79,208
    65~69歳157,76565~69歳173,981
    70~74歳183,45170~74歳205,052
    75~79歳184,65375~79歳219,855
    80~84歳145,33480~84歳175,028
    85~89歳60,34385~89歳82,805
    90歳以上7,83690歳以上22,294