お薬検索

ジャドニュ顆粒分包360mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジャドニュ顆粒分包360mg
主成分 デフェラシロクス
分類名称 解毒剤
剤形 白色の顆粒剤
商品画像
製薬会社 ノバルティス ファーマ株式会社
効能 体内の過剰にたまった鉄と結合し、体の外に排泄させる鉄キレート剤です。
通常、輸血による慢性鉄過剰症(注射用鉄キレート剤による治療が不適当な場合)の治療に使用されます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、骨髄異形成症候群、悪性腫瘍、肝機能障害がある。血小板数50,000/mm3未満である。1ヵ月あたりの輸血量が少ない。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、1回主成分として12mg/kgを1日1回服用します。輸血量や症状など、状態により適宜増減されますが、1日量18mg/kgを超えてはいけません。本剤は1包中に主成分を360mg含みますが、含有量が異なる(90mg)顆粒剤と組み合わせて服用することもあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないでおき、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 医師の指示を守って定期的に必要な検査を受けてください。
  • めまい、視覚・聴力障害があらわれることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械を操作するときは注意してください。また、この薬を使用中の小児の行動には、十分注意してください。
  • 小児は自覚症状をうまく伝えられないことが多いので、保護者は何か変だなと感じた場合には、すぐに、医師または薬剤師に連絡してください。
  • 妊娠する可能性のある場合や妊娠が疑われた場合は、動物実験で胎児毒性が認められたとの報告があるので、すぐに医師に連絡してください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳をしないことが望ましいとされていますので、必ず医師に相談してください。
  • 類薬において、500mg以上のビタミンCを一緒に服用することで心機能の低下が認められた報告があります。ビタミンCを含むサプリメントなどの服用については、担当の医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、消化不良、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • じんま疹、呼吸困難、目や口唇周囲の腫れ [ショック、アナフィラキシー]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛 [急性腎障害、腎尿細管障害]
  • 食欲不振、全身倦怠感、黄疸 [肝炎、肝不全]
  • 吐き気、激しい腹痛、黒色便 [消化管穿孔、胃潰瘍(多発性潰瘍を含む)、十二指腸潰瘍、胃腸出血]
  • 発熱、皮膚の発疹・水疱、目の充血や唇・口内のあれ [皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
  • 声や音が聞こえにくい、聞こえない [聴力障害(難聴)]
  • まぶしい、目のかすみ、視力低下 [水晶体混濁(初期の白内障)、視神経炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人には渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 解毒剤
    同じ成分の薬を探す デフェラシロクス
    同じ製薬会社の薬を探す ノバルティス ファーマ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳1,40215~19歳0
    20~24歳1,67420~24歳1,006
    25~29歳3,78425~29歳1,713
    30~34歳3,72430~34歳2,181
    35~39歳7,08835~39歳4,994
    40~44歳9,60240~44歳5,342
    45~49歳12,14645~49歳5,873
    50~54歳10,03550~54歳10,637
    55~59歳16,81755~59歳10,422
    60~64歳21,59160~64歳14,707
    65~69歳43,15565~69歳25,915
    70~74歳60,16670~74歳32,307
    75~79歳69,65875~79歳40,194
    80~84歳55,38580~84歳29,361
    85~89歳27,76685~89歳23,717
    90歳以上5,44590歳以上6,576