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ジエノゲスト錠1mg「MYL」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジエノゲスト錠1mg「MYL」
主成分 ジエノゲスト
分類名称 その他のホルモン剤(抗ホルモン剤を含む)
剤形 白色の錠剤、直径6.6mm、厚さ2.9mm
商品画像
製薬会社 ヴィアトリス製薬株式会社
効能 プロゲステロン受容体に対して選択的に作用し、子宮内膜細胞の増殖を抑制することで、子宮内膜症の治療や子宮腺筋症に伴う痛みの改善に効果を示します。
通常、子宮内膜症の治療、子宮腺筋症に伴う疼痛の改善に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。診断のつかない異常性器出血がある。子宮がはれている、または貧血がある。子宮筋腫がある。うつ病またはうつ状態ならびにそれらの既往歴のある。肝機能障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中である
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として1mg)を1日2回月経周期2~5日目から服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、1回とばして次回よりスケジュール通りに服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • この薬の使用中は、ホルモン性避妊薬以外の方法で避妊してください。
  • この薬を飲み始めてから、不正出血がみられ、重い貧血がおこることがあります。その程度には個人差があり、服用中に出血が持続する場合や、一度に大量の出血が生じることもあるので、出血量が多く持続日数が長い場合や、一度に大量の出血がおこった場合には、医師へ相談してください。
  • 卵巣チョコレート嚢胞に使用される場合は、定期的に画像診断や血液検査などが行われます。
  • この薬を長期間使用している人で不正出血が持続している場合は、定期的に画像診断などが行われます。また、細胞診などの検査が行われる場合があります。
  • この薬を1年を超えて使用している場合は、定期的に血液検査や骨塩量検査が行われます。
  • 最大骨塩量に達していない場合は、定期的に骨塩量検査が行われます。
  • 副作用 主な副作用として、不正出血、ほてり、頭痛、吐き気、発疹、貧血、倦怠感、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 持続的あるいは多量の月経様の出血、全身倦怠感、めまい [重篤な不正出血、重度の貧血]
  • 息苦しい、全身のかゆみを伴った発赤、眼および口の周囲のはれ [アナフィラキシー]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す その他のホルモン剤(抗ホルモン剤を含む)
    同じ成分の薬を探す ジエノゲスト
    同じ製薬会社の薬を探す ヴィアトリス製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳3,193
    25~29歳025~29歳4,132
    30~34歳030~34歳9,010
    35~39歳035~39歳19,012
    40~44歳040~44歳29,404
    45~49歳045~49歳50,503
    50~54歳050~54歳8,359
    55~59歳055~59歳0
    60~64歳060~64歳0
    65~69歳065~69歳0
    70~74歳070~74歳0
    75~79歳075~79歳0
    80~84歳080~84歳0
    85~89歳085~89歳0
    90歳以上090歳以上0