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リアルダ錠1200mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 リアルダ錠1200mg
主成分 メサラジン
分類名称 その他の消化器官用薬
剤形 赤褐色の楕円形の錠剤、長径20.7mm、短径9.7mm、厚さ7.6mm
商品画像
製薬会社 持田製薬株式会社
効能 大腸で薬の成分を放出する薬剤です。活性酸素種産生の抑制、活性酸素種による組織/細胞傷害の抑制、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPAR-γ)活性化、核内因子κB(NF-κB)活性化の抑制、アラキドン酸代謝物産生の抑制およびホスホリパーゼD活性化などの作用を示し、これらの作用機序により大腸の炎症を抑え、腹痛、血便などを改善します。
通常、潰瘍性大腸炎の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として2,400mg)を1日1回、活動期には1回4錠(主成分として4,800mg)を1日1回食後に服用しますが、患者の状態により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 大腸で溶けて成分を放出する薬剤ですので、かまずに飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 便中に錠剤が認められることがあります。
  • 尿が次亜塩素酸塩を含有する漂白剤と接触すると、変色することがあります。
  • 副作用 主な副作用として、かゆみ、発疹、アレルギー反応、蕁麻疹、顔面浮腫、血管浮腫、潰瘍性大腸炎の悪化、腹部膨満、頭痛、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血、発熱、のどの痛み、鼻血・歯茎から出血する [再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、白血球減少症、好中球減少症、血小板減少症]
  • 胸の痛み、動悸、息切れ、発熱 [心膜炎、心筋炎、胸膜炎]
  • 呼吸困難、胸の痛み、から咳 [間質性肺疾患]
  • 激しい上腹部の痛みまたは腰背部の痛み、発熱、吐き気 [膵炎]
  • 尿量減少、むくみ、全身倦怠感 [間質性腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全]
  • 食欲不振、全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 高熱(38℃以上)、目の充血、皮膚の広い範囲が赤くなる [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 発疹、高熱(38℃以上)、リンパ節がはれる [薬剤性過敏症症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光を避け、冷所で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す その他の消化器官用薬
    同じ成分の薬を探す メサラジン
    同じ製薬会社の薬を探す 持田製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳42,84910~14歳36,150
    15~19歳739,88615~19歳398,983
    20~24歳1,335,55520~24歳856,422
    25~29歳1,609,74425~29歳1,253,790
    30~34歳1,761,18030~34歳1,443,290
    35~39歳1,908,53135~39歳1,655,706
    40~44歳2,252,38140~44歳1,896,105
    45~49歳2,318,39445~49歳1,775,791
    50~54歳1,753,32450~54歳1,505,987
    55~59歳1,504,75155~59歳1,122,145
    60~64歳1,200,43860~64歳803,699
    65~69歳1,121,64565~69歳765,557
    70~74歳804,95470~74歳560,024
    75~79歳536,40475~79歳323,930
    80~84歳219,25280~84歳172,052
    85~89歳94,67385~89歳67,498
    90歳以上17,73790歳以上20,015