お薬検索

マーデュオックス軟膏

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 マーデュオックス軟膏
主成分 マキサカルシトール、ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル
分類名称 その他の外皮用薬
剤形 白色半透明の軟膏剤
商品画像
製薬会社 マルホ株式会社
効能 活性型ビタミンD3誘導体(マキサカルシトール)とステロイド(ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル)の配合剤です。活性型ビタミンD3誘導体は、表皮角化細胞の増殖を抑制し、表皮肥厚を改善する作用があります。ステロイドは、皮膚の炎症をおさえる働きがあり、赤み、はれ、かゆみなどの症状を改善します。
通常、尋常性乾癬の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。細菌や真菌などの皮膚感染症、潰瘍、熱傷・凍傷がある。高カルシウム血症およびそのおそれがある。腎機能が低下している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1日1回、適量を患部に塗ります。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 1日の使用量は10g〔マキサカルシトールを含む塗り薬と併用する場合もこの薬と合わせて10g(マキサカルシトールとして250μg)〕までです。薬を塗ったあとは手をよく洗ってください。
  • 正常な皮膚に使用しないでください。また、眼に入らないように注意してください。薬の付いた手で傷口などに触れないようにしてください。
  • 塗り忘れた場合は気がついたときに、塗ってください。ただし、次の通常塗る時間に近いときには、忘れた分を抜き、次回より指示通り塗ってください。絶対に2回分を一度に塗ってはいけません。
  • 誤って多く塗った場合や誤って内服した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で塗るのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 自分では気がつかない副作用をみつけるため、定期的に血中カルシウム値や腎機能検査が行われますので、医師の指示通りに診察をうけてください。
  • 副作用 主な副作用として、毛包炎、皮膚の刺激感、発疹、肝機能異常が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 口渇、倦怠感、脱力感 [高カルシウム血症]
  • 尿量減少、むくみ、全身倦怠感 [急性腎不全]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す その他の外皮用薬
    同じ成分の薬を探す マキサカルシトール、ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル
    同じ製薬会社の薬を探す マルホ株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。