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ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「トーワ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「トーワ」
主成分 ゾルミトリプタン
分類名称 血管収縮剤
剤形 帯黄白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ3.3mm
商品画像
製薬会社 東和薬品株式会社
効能 脳血管の5-HT1B/1D受容体に作用して血管の拡張や炎症を抑制し、片頭痛の発作時の頭痛をはじめとする諸症状(悪心・嘔吐・光や音に対する過敏症状)を軽減します。
通常、片頭痛の治療に用いられます。しかし、発作の回数を減らしたり、発作を予防する薬剤ではありません。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓疾患がある、または起こったことがある。脳血管障害、一過性脳虚血性発作が起こったことがある。末梢血管障害、高血圧がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として2.5mg)を片頭痛の頭痛発現時に服用します。効果が不十分な場合には追加できますが、前回の服用から2時間以上あけてください。1回1錠(2.5mg)で効果不十分であった場合には、次回片頭痛発現時から1回2錠(5mg)を服用することができます。ただし、1日の服用量は最大4錠(10mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は、頭痛(片頭痛)の症状がでたときに服用します。片頭痛の予防のために頭痛のない時には飲まないでください。
  • この薬を飲んでも症状が変わらないときは、それ以上飲まずに医師に相談してください。
  • 頭痛の症状などがいつもと違っているとき(今まで以上に経験したことのない痛み・症状・経過を示したとき)は、この薬は飲まないでください。
  • この薬は口腔内崩壊錠なので下記のいずれかの方法で服用してください。
    (1)普通の薬と同様に、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
    (2)舌の上でだ液を含ませ、舌で軽くつぶし、だ液と一緒に服用してください。ただし、寝たままの状態では水なしで飲まないでください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • この薬を飲んだ後片頭痛の症状が改善していくときには眠気を催すことがあるので、症状が治まるまでは自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気、知覚減退、傾眠(いつも眠い)、片頭痛の悪化、絞扼感(胸がしめつけられる感じ)、けん怠感、動悸、めまい、異常感覚、過敏症(蕁麻疹、血管浮腫)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、蕁麻疹、目や口唇周囲の腫れ [アナフィラキシーショック、アナフィラキシー]
  • 脈がみだれる [不整脈]
  • 急激な胸の圧迫感、冷や汗、狭心痛 [虚血性心疾患様症状]
  • 動悸・胸部不快感を伴う脈拍数の増加(100回/分以上) [頻脈]
  • 意識障害、けいれん [てんかん様発作]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血管収縮剤
    同じ成分の薬を探す ゾルミトリプタン
    同じ製薬会社の薬を探す 東和薬品株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳2,54210~14歳3,364
    15~19歳4,34515~19歳7,109
    20~24歳3,65620~24歳10,756
    25~29歳4,70625~29歳19,052
    30~34歳11,48730~34歳29,299
    35~39歳16,89035~39歳48,123
    40~44歳20,69740~44歳78,976
    45~49歳23,18945~49歳90,728
    50~54歳18,02950~54歳80,691
    55~59歳12,66855~59歳53,427
    60~64歳8,79960~64歳33,314
    65~69歳4,08365~69歳18,636
    70~74歳3,28170~74歳12,107
    75~79歳2,14875~79歳5,291
    80~84歳080~84歳4,049
    85~89歳1,22685~89歳1,462
    90歳以上090歳以上0