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レボフロキサシン錠250mg「F」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 レボフロキサシン錠250mg「F」
主成分 レボフロキサシン水和物
分類名称 合成抗菌剤
剤形 黄色のだ円形の錠剤、長径13.7mm、短径6.6mm、厚さ4.2mm
商品画像
製薬会社 富士製薬工業株式会社
効能 ニューキノロン系経口抗菌製剤で、感染時に細菌などのDNA複製を阻害し、殺菌作用を示します。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症、眼科感染症、耳鼻科感染症、歯科感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、てんかんなどのけいれん性疾患または既往歴、心疾患(不整脈、虚血性心疾患など)、重症筋無力症
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回2錠(レボフロキサシンとして500mg)を1日1回服用しますが、感染症の種類および症状により適宜減量されます。肺結核およびその他の結核症については、原則として他の抗結核薬と併用されます。
    腸チフス、パラチフス:通常、成人は1回2錠(レボフロキサシンとして500mg)を1日1回、14日間服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まずに、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 意識障害などがあらわれることがありますので、自動車の運転など、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、吐き気、発疹、頭痛、不眠などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 紅斑、寒気、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、紅斑・水疱、びらん [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 筋肉が発作的に収縮する [けいれん]
  • 胸痛、動悸、胸部不快感 [QT延長、心室頻拍]
  • 発熱、全身倦怠感、尿量減少・むくみ [急性腎不全、間質性腎炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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