お薬検索

ルセフィ錠2.5mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ルセフィ錠2.5mg
主成分 ルセオグリフロジン水和物
分類名称 糖尿病用剤
剤形 白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.2mm
商品画像
製薬会社 大正富山医薬品株式会社
効能 腎臓の近位尿細管でグルコースの再吸収を抑え、体内の余分なグルコースを尿中に排泄させることで、血糖値を低下させます。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、感染症、外傷がある。手術前後である。脳下垂体機能不全または副腎機能不全、栄養不良状態にある、飢餓状態にある、食事摂取が不規則、食事摂取量が不足している、衰弱状態にある、激しい筋肉運動をしている、過度のアルコール摂取がある、尿路感染、性器感染がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠(ルセオグリフロジンとして2.5mg)を1日1回朝食前または朝食後に服用しますが、症状により1回2錠(5mg)を1日1回に増量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に、できるだけ早く飲み忘れた分(1回分)を飲んでください。ただし、次に飲むまでの時間が近い場合は飲み忘れた分をとばして、次の時間(翌日)に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖症状を起こすおそれがありますので、高所での作業や自動車の運転などには注意してください。
  • 低血糖症状が起こった時には、すぐに糖分(砂糖、あめ、ジュース、ブドウ糖など)をとってください。α-グルコシダーゼ阻害薬(糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、低血糖症状が起こった時には必ずブドウ糖をとってください。
  • 脱水が起きないように水分を適度にとるようにしてください。
  • 副作用 主な副作用として、頻尿、低血糖、膀胱炎、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗が出る、手足のふるえ、お腹がすく [低血糖]
  • 寒気、発熱、背中を叩くと痛い [腎盂腎炎、敗血症]
  • 発熱、陰部の痛み・腫れ、体がだるい [外陰部および会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)]
  • 喉が渇く、めまい・立ちくらみ、体に力が入らない [脱水]
  • 吐き気、腹痛、意識の低下 [ケトアシドーシス]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 糖尿病用剤
    同じ成分の薬を探す ルセオグリフロジン水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 大正富山医薬品株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳6,73415~19歳3,541
    20~24歳24,69020~24歳16,154
    25~29歳68,94625~29歳37,425
    30~34歳181,44130~34歳88,991
    35~39歳359,40235~39歳175,294
    40~44歳897,77840~44歳384,621
    45~49歳1,666,46645~49歳679,354
    50~54歳2,119,59750~54歳929,699
    55~59歳2,271,74055~59歳1,189,046
    60~64歳2,398,88360~64歳1,462,187
    65~69歳2,755,04965~69歳1,970,913
    70~74歳2,083,49170~74歳1,715,749
    75~79歳1,406,26075~79歳1,219,878
    80~84歳752,51780~84歳672,308
    85~89歳264,20185~89歳292,579
    90歳以上57,53190歳以上117,160