お薬検索

フルチカゾンプロピオン酸エステル点鼻液50μg「日本臓器」112噴霧用

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 フルチカゾンプロピオン酸エステル点鼻液50μg「日本臓器」112噴霧用
主成分 フルチカゾンプロピオン酸エステル
分類名称 耳鼻科用剤
剤形 鼻内に噴霧する液剤、(本体)白色、(キャップ)無色透明
商品画像
製薬会社 日本臓器製薬株式会社
効能 鼻粘膜のヒスタミンを減少させ、抗炎症作用、抗アレルギー作用を示し、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻症状を改善します。
通常、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎の治療に用いられます。なお、十分な効果が現れるまでには数日かかります。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症、全身の真菌症、鼻咽喉感染症、反復性鼻出血がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1回各鼻腔に1噴霧(主成分として50μg)を1日2回使用します。症状により適宜増減されますが、1日の最大使用量は8噴霧(400μg。各鼻腔4噴霧ずつ)までとなっています。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 最初に使い始める際は、上下によく振ったのち3~6回しっかり押して液が完全に霧状になることを確認してから使用してください。2回目からこの操作は不要です。
  • 使用する際にはよく振ってから噴霧してください。
  • 容器の先端部分を針などで突くことは絶対にしないでください。先端部分の穴が破損し、噴霧ができなくなります。
  • 使い忘れた場合は気づいた時点で1回分を使用してください。ただし、次に使用する時間が近い場合は次の1回分を抜いてください。2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、鼻出血、鼻症状(刺激感、疼痛、乾燥感)、発疹、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、全身潮紅、じんましん [アナフィラキシー]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで直射日光、高温を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 耳鼻科用剤
    同じ成分の薬を探す フルチカゾンプロピオン酸エステル
    同じ製薬会社の薬を探す 日本臓器製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。