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バラシクロビル錠500mg「ケミファ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 バラシクロビル錠500mg「ケミファ」
主成分 バラシクロビル塩酸塩
分類名称 抗ウイルス剤
剤形 白色~微黄白色の錠剤、長径18.5mm、短径7.5mm、厚さ6.2mm
商品画像
製薬会社 日本薬品工業株式会社
効能 単純ヘルペスウイルスおよび水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖を抑える薬です。
通常、単純疱疹、帯状疱疹、水痘の治療や、性器ヘルペスの再発抑制に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎臓が悪い、あるいは透析を受けている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 単純疱疹:通常、成人は1回1錠(バラシクロビルとして500mg)を1日2回服用します。
    帯状疱疹:通常、成人は1回2錠(バラシクロビルとして1,000mg)を1日3回服用します。
    性器ヘルペスの再発抑制:通常、成人は1回1錠(バラシクロビルとして500mg)を1日1回服用します。症状により服用量や服用回数が異なる場合があります。
    水痘:通常、成人および体重40kg以上の小児は1回2錠(バラシクロビルとして1,000mg)を1日3回服用します。
    いずれの場合も、基礎疾患により服用量や服用回数が異なる場合があります。必ず指示された服用方法に従ってください
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに1回分を服用してください。ただし、次に服用する時間が近い場合は服用しないで、その後は指示された時間から服用してください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 服薬中は普段より多めに水分をとってください。ただし、水分制限を指導されている方は医師または薬剤師に相談してください。
  • 意識障害などがあらわれることがあるので、自動車の運転など、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意してください。
    なお、腎機能障害患者では、特に意識障害などがあらわれやすいので、状態によっては従事しないでください。
  • 副作用 主な副作用として、頭痛、眠気などの意識低下、腹痛、吐き気、下痢、過敏症(発疹、蕁麻疹、かゆみ、光線過敏症)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、血管浮腫、全身のかゆみを伴った発赤 [アナフィラキシーショック、アナフィラキシー]
  • 全身倦怠感、動悸、鼻血 [汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群、血小板減少性紫斑病]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛 [急性腎不全]
  • 意識がうすれる、幻覚、痙攣 [精神神経症状]
  • 発熱、眼球結膜の充血、口腔粘膜などの痛みを伴った粘膜疹 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 呼吸が浅く速くなり、呼吸をしにくい、呼吸が止まる [呼吸抑制、無呼吸]
  • 発熱、から咳、呼吸困難 [間質性肺炎]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 激しい上腹部の痛み、または腰背部の痛み、吐き気、食欲の低下 [急性膵炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗ウイルス剤
    同じ成分の薬を探す バラシクロビル塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す 日本薬品工業株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳1,2485~9歳1,171
    10~14歳9,96310~14歳10,264
    15~19歳10,57015~19歳12,496
    20~24歳10,64920~24歳17,175
    25~29歳15,41125~29歳23,715
    30~34歳19,77630~34歳24,847
    35~39歳23,21235~39歳33,892
    40~44歳27,26840~44歳34,613
    45~49歳26,08445~49歳35,058
    50~54歳24,47150~54歳34,675
    55~59歳24,89355~59歳34,303
    60~64歳25,90060~64歳34,184
    65~69歳33,19465~69歳44,629
    70~74歳27,26670~74歳36,861
    75~79歳22,06575~79歳35,502
    80~84歳14,75980~84歳23,517
    85~89歳7,69885~89歳13,655
    90歳以上1,63490歳以上7,298