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ヒドロクロロチアジドOD錠12.5mg「トーワ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ヒドロクロロチアジドOD錠12.5mg「トーワ」
主成分 ヒドロクロロチアジド
分類名称 利尿剤
剤形 淡黄色の割線入り錠剤、直径8.0mm、厚さ3.3mm
商品画像
製薬会社 東和薬品株式会社
効能 腎臓の尿細管でのナトリウムの再吸収を抑え、腎臓からの排泄量を増やすことによる利尿作用によりむくみをとり、体内のナトリウム量を減らし、循環血液量を減少させることにより降圧作用を示します。
通常、高血圧症、悪性高血圧、心性・腎性・肝性および薬剤による浮腫、月経前緊張症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。無尿、急性腎不全、体液中のナトリウム・カリウムが減少している(低ナトリウム血症、低カリウム血症)。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回2~8錠(主成分として25~100mg)を1日1~2回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。高血圧症では少量から服用を開始し、徐々に増量されます。また、悪性高血圧では通常、他の降圧剤と併用されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は口腔内崩壊錠なので下記のいずれかの方法で服用してください。
    (1)普通の薬と同様に、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
    (2)舌の上でだ液を含ませ、舌で軽くつぶし、だ液と一緒に服用してください。ただし、寝たままの状態では水なしで飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 夜間の休息が特に必要なときは、夜間の排尿を避けるため、午前中に服用してください。
  • 血圧低下により、めまい、ふらつきがあらわれることがありますので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には十分注意してください。
  • アルコールで起立性低血圧(立ちくらみ)が強められることがありますので、注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、呼吸困難、発疹、黄疸、便秘、食欲不振、吐き気・嘔吐、めまい、頭痛、不整脈、けん怠感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 鼻血・歯ぐきの出血、発熱、皮膚や結膜などが黄色くなる [再生不良性貧血、溶血性貧血]
  • 発疹、足や腕に紫色または赤いあざができる、全身けん怠感 [壊死性血管炎]
  • 発熱、から咳、体動時の動悸 [間質性肺炎、肺水腫]
  • 疲れやすい、関節痛、顔の紅斑(蝶型紅斑) [全身性紅斑性狼瘡の悪化]
  • 呼吸困難、蕁麻疹、目や口唇周囲の腫れ [アナフィラキシー]
  • 激しい眼痛、頭痛、急な視力低下 [急性近視、閉塞隅角緑内障]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温や湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 利尿剤
    同じ成分の薬を探す ヒドロクロロチアジド
    同じ製薬会社の薬を探す 東和薬品株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳1,24010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳1,38825~29歳0
    30~34歳3,25630~34歳0
    35~39歳5,14735~39歳1,765
    40~44歳16,50840~44歳5,583
    45~49歳28,33745~49歳11,928
    50~54歳33,16850~54歳19,889
    55~59歳44,70655~59歳23,070
    60~64歳53,82860~64歳22,470
    65~69歳61,23165~69歳39,216
    70~74歳67,79170~74歳49,359
    75~79歳63,31975~79歳60,727
    80~84歳48,01880~84歳65,006
    85~89歳27,13985~89歳58,903
    90歳以上14,09890歳以上42,248