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ノウリアスト錠20mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ノウリアスト錠20mg
主成分 イストラデフィリン
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 黄褐色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.3mm
商品画像
製薬会社 協和発酵キリン株式会社
効能 脳内のアデノシンという神経伝達物質の作用を弱めることで、併用している他のパーキンソン病薬の長期間使用により効き目が弱くなった(パーキンソン症状が現れた)状態〔ウェアリングオフ現象〕を改善します。
通常、レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるウェアリングオフ現象の改善に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、レボドパ含有製剤と併用し、成人は1回1錠(主成分として20mg)を1日1回服用しますが症状により1回2錠(40mg)まで増量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時すぐに1回分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い時は忘れた分をとばして、次回から指示通りに服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 前兆のない突発的な睡眠や傾眠(眠気でぼんやりする)、起立性低血圧(立ちくらみ)、めまい、意識消失、失神が現れることがありますので、自動車の運転や機械の操作、高所作業など危険を伴う作業はしないでください。
  • 息切れ、呼吸困難、痰を伴わない乾いた咳があらわれた時は、担当の医師または薬剤師に相談してください。
  • 喫煙により薬の作用が弱くなることがありますので、注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、便秘、ジスキネジー(持続的な不随意運動)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 実際にない物が見えたり聞こえたりするように感じる、根拠のない思い込み、現実にはありえない奇妙な身体感覚 [幻視、幻覚、幻聴、体感幻覚、妄想、被害妄想]
  • 興奮状態、幻覚、妄想 [せん妄]
  • 不安、緊張 [不安障害]
  • 気分がゆううつで悲観的になる、体がだるい、不眠 [うつの悪化・抑うつ]
  • 興奮しやすくなる、感情が激しくたかぶった状態、落ち着きがない [躁病、激越]
  • 社会的に不利な結果を招くにもかかわらずギャンブルを繰り返す、病的に性欲や食欲が亢進する、過剰で無計画な買い物を持続的に繰り返す [衝動制御障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
    同じ成分の薬を探す イストラデフィリン
    同じ製薬会社の薬を探す 協和発酵キリン株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳1,16225~29歳0
    30~34歳030~34歳0
    35~39歳1,69735~39歳3,690
    40~44歳16,75940~44歳8,990
    45~49歳55,53645~49歳36,929
    50~54歳98,47850~54歳76,794
    55~59歳219,42055~59歳169,931
    60~64歳367,66160~64歳367,122
    65~69歳711,65365~69歳786,493
    70~74歳924,43370~74歳1,175,719
    75~79歳1,119,06375~79歳1,467,416
    80~84歳818,09480~84歳1,218,511
    85~89歳319,73985~89歳561,302
    90歳以上51,94890歳以上135,406