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アバプロ錠200mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アバプロ錠200mg
主成分 イルベサルタン
分類名称 血圧降下剤
剤形 白色~帯黄白色の錠剤、長径約14.1mm、短径約7.4mm、厚さ約5.0mm
商品画像
製薬会社 大日本住友製薬株式会社
効能 アンジオテンシンIIのタイプ1受容体に競合的に拮抗し、血圧を低下させます。
通常、高血圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。糖尿病である。腎動脈狭窄がある。高カリウム血症がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は主成分として50~100mgを1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は200mgまでです。本錠は1錠中に主成分200mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、1回とばして次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧低下により、めまい、ふらつきがあらわれることがあります。高所での作業、自動車の運転や危険をともなう機械を扱うときは注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、めまい、咳、頭痛、動悸、吐き気などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息苦しい、顔・舌・のどなどのはれ [血管浮腫]
  • 手足に力が入らない、唇がしびれる、筋肉が衰える [高カリウム血症]
  • 嘔吐、気を失う、意識がなくなる [ショック、失神、意識消失]
  • むくみ、体がだるい、尿量が減るまたは尿が出ない [腎不全]
  • 体がだるい、嘔吐、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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