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プラミペキソール塩酸塩OD錠0.125mg「トーワ」[ドパミン作動性パーキンソン病治療剤]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 プラミペキソール塩酸塩OD錠0.125mg「トーワ」[ドパミン作動性パーキンソン病治療剤]
主成分 プラミペキソール塩酸塩水和物
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 淡赤色の錠剤、直径6.0mm、厚さ2.9mm
商品画像
製薬会社 東和薬品株式会社
効能 脳のドパミンD2受容体を刺激し、パーキンソン病の症状(手のふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅い、姿勢を保持できない)を改善します。
通常、パーキンソン病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎疾患、心疾患または既往歴、低血圧症がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日量2錠(主成分として0.25mg)から服用を始め、2週目は1日量4錠(0.5mg)を服用し、以後経過をみながら1週間ごとに1日量4錠(0.5mg)ずつ増量され、維持量〔標準1日量12~36錠(1.5~4.5mg)〕が決められます。1日量が12錠(1.5mg)未満の場合は2回に分け朝夕食後に、12錠(1.5mg)以上の場合は3回に分け毎食後に服用します。年齢や症状により適宜増減されますが、1日量36錠(4.5mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は口腔内崩壊錠なので下記のいずれかの方法で服用してください。
    (1)普通の薬と同様に、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
    (2)舌の上でだ液を含ませ、舌で軽くつぶし、だ液と一緒に服用してください。ただし、寝たままの状態では水なしで飲まないでください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時点でできるだけ早く飲んでください。ただし、その日の残り分は等間隔で服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。特に、急激に飲む量を減らしたり飲むのを止めたりすると、副作用があらわれる恐れがあります。
  • 生活上の注意
  • 前兆のない突発的睡眠や傾眠があらわれることがあり、自動車事故を起こした例が報告されていますので、自動車の運転や機械の操作、高い所での作業など危険を伴う作業はしないでください。
  • 薬の作用を強める恐れがありますので、飲酒はなるべく避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、ジスキネジア(自分の意思に反して、口をもぐもぐしたり、舌を出したりひっこめたりする症状)、傾眠(意識がぼんやりして、ほとんど眠っている状態)、吐き気、消化不良などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 前兆のない急な眠り込み [突発的睡眠]
  • 現実にはない物が見えたり聞こえたりする、根拠のない主観的な思い込み、考えがまとまらない [幻覚、妄想、せん妄、激越、錯乱]
  • 痙攣、意識障害 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
  • 発熱、強い筋肉のこわばり、意識がうすれる [悪性症候群]
  • 脱力感、筋肉痛、褐色の尿 [横紋筋融解症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、高温、湿気を避けて、遮光して保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
    同じ成分の薬を探す プラミペキソール塩酸塩水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 東和薬品株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳1,722
    25~29歳2,19725~29歳2,624
    30~34歳3,86330~34歳3,878
    35~39歳4,76935~39歳2,962
    40~44歳5,33540~44歳13,546
    45~49歳13,12445~49歳16,072
    50~54歳12,71450~54歳18,593
    55~59歳18,91855~59歳14,482
    60~64歳18,11860~64歳25,474
    65~69歳21,48065~69歳33,893
    70~74歳47,39570~74歳46,848
    75~79歳41,59675~79歳58,619
    80~84歳43,84080~84歳80,671
    85~89歳24,38085~89歳46,252
    90歳以上4,32190歳以上31,775