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プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg「日医工」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg「日医工」
主成分 プラミペキソール塩酸塩水和物
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 白色の割線入りの錠剤、長径10.7mm、短径7.7mm、厚さ2.9mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 脳のドパミンD2受容体を刺激し、パーキンソン病の症状(手のふるえ、体のこわばりなど)や特発性レストレスレッグス症候群の症状(横になっているときなど安静にしているときに、むずむずするような奇妙な感覚を主に脚で感じ、脚を動かしたいという強い衝動に駆られる)を改善します。
通常、パーキンソン病、中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • パーキンソン病:通常、成人は1日主成分として0.25mgから服用をはじめ、2週目は1日0.5mgを服用し、以後経過をみながら、1週間ごとに1日0.5mgずつ増量され、維持量〔標準1日3~9錠(1.5~4.5mg)〕が決められます。1日量が3錠(1.5mg)未満の場合は2回にわけ朝夕食後に、3錠(1.5mg)以上の場合は3回にわけ毎食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、最大量は1日9錠(4.5mg)までとなっています。
    中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群):通常、成人は1日主成分として0.25mgを1日1回就寝2~3時間前に服用します。服用は1日0.125mgからはじめ、症状により適宜増減されますが、最大量は1日0.75mgまでとなっています。
    本剤は1錠中に主成分0.5mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 前兆のない突発性睡眠や傾眠があらわれることがありますので、自動車の運転や高所作業など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 飲酒により作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒はひかえてください。
  • 副作用 主な副作用として、ジスキネジア(口の周囲の持続的不随意運動)、傾眠、吐き気、消化不良などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 前兆のない急な眠り込み [突発的睡眠]
  • 現実には存在しないものが見えたり、聞こえたりする、根拠のない主観的な思いこみ、考えがまとまらない [幻覚、妄想、せん妄、激越、錯乱]
  • けいれん、意識障害 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
  • 発熱、意識障害、筋硬直 [悪性症候群]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳1,082
    25~29歳1,86525~29歳1,248
    30~34歳030~34歳0
    35~39歳1,62135~39歳0
    40~44歳3,08240~44歳4,149
    45~49歳5,50345~49歳3,637
    50~54歳4,84250~54歳12,030
    55~59歳10,68155~59歳7,290
    60~64歳17,44260~64歳17,045
    65~69歳48,07265~69歳35,982
    70~74歳62,97270~74歳62,485
    75~79歳44,34675~79歳65,166
    80~84歳48,12380~84歳90,619
    85~89歳19,23285~89歳49,936
    90歳以上4,68790歳以上23,416