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マラロン配合錠

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 マラロン配合錠
主成分 アトバコン、プログアニル塩酸塩
分類名称 抗原虫剤
剤形 淡紅白色円形の錠剤、直径11.1mm、厚さ5.2mm
商品画像
製薬会社 グラクソ・スミスクライン株式会社
効能 アトバコンとプログアニル塩酸塩の配合剤であり、それぞれの薬剤がマラリア原虫の核酸の複製に必要なピリミジン、チミジル酸の生合成を異なる経路で阻害することで、抗マラリア原虫活性を示します。
通常、マラリアの治療と予防に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 治療:通常、成人は1回4錠を1日1回3日間、食後に服用します。
    通常、小児は体重に応じて1回1錠~4錠を1日1回3日間、食後に服用します。体重別の服用量は、11~20kgでは1錠、21~30kgでは2錠、31~40kgでは3錠、40kgを超える小児は4錠です。体重5~10kgの小児には、マラロン小児用配合錠が使用されます。
    予防:通常、成人および体重40kgを超える小児は1回1錠を1日1回、マラリア流行地域到着24~48時間前より開始し、流行地域滞在中および流行地域を離れた後7日間、毎日食後に服用します。体重11~40kgの小児には、マラロン小児用配合錠が使用されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 空腹時の服用は避け、毎日同じ時刻に、食後または乳飲料とともに服用してください。
  • 服用後1時間以内に嘔吐した場合には、1回分を再度服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、できるだけ早く1回分の量を服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、貧血、血管性浮腫、血管炎、幻覚、頭痛、不眠症、浮動性めまい、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、口内炎、胃障害、口腔内潰瘍形成、発疹、脱毛、蕁麻疹、食欲不振、発熱、咳嗽などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、赤い発疹、口腔粘膜などの痛みを伴った粘膜疹 [皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
  • 食欲不振、嘔吐、黄疸 [重度の肝機能障害、肝炎、胆汁うっ滞]
  • 呼吸困難、蕁麻疹、全身のかゆみを伴った発赤 [アナフィラキシー]
  • 全身倦怠感、頭痛、めまい [汎血球減少症などの血液障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 乳幼児誤飲防止包装のため、取り出しにくくなっています。医師または薬剤師の指示に従って開封してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗原虫剤
    同じ成分の薬を探す アトバコン、プログアニル塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す グラクソ・スミスクライン株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳025~29歳0
    30~34歳030~34歳0
    35~39歳035~39歳0
    40~44歳040~44歳0
    45~49歳045~49歳0
    50~54歳050~54歳0
    55~59歳055~59歳0
    60~64歳060~64歳0
    65~69歳065~69歳0
    70~74歳070~74歳0
    75~79歳075~79歳0
    80~84歳080~84歳0
    85~89歳085~89歳0
    90歳以上090歳以上0