お薬検索

アセトアミノフェン坐剤小児用50mg「シオエ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アセトアミノフェン坐剤小児用50mg「シオエ」
主成分 アセトアミノフェン
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 白色~淡黄色の紡すい形の坐剤、最大径8mm、長さ20mm
商品画像
製薬会社 シオエ製薬株式会社
効能 視床下部の体温調節中枢に作用して皮膚血管の拡張と発汗を促し、体温の放散を増大させて熱を下げます。また、視床と大脳皮質の痛覚閾値をたかめ、痛みを和らげます。
通常、小児科領域における解熱・鎮痛に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、血液の異常、腎障害、心機能異常、アスピリン喘息またはその既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、乳児、幼児および小児は1回体重1kgあたり主成分として10~15mgを直腸内に挿入します。使用間隔は4~6時間以上とし、1日総量として60mg/kgを限度とします。年齢・症状により適宜増減されますが、成人用量(主成分として1回最大使用量500mg、1日最大使用量1,500mg)を超えません。アスピリン喘息のある人、または過去にアスピリン喘息があった人の1回の最大使用量はアセトアミノフェンとして300mgです。本剤は1個中に主成分50mgを含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 決して飲まないでください。なるべく排便後に使用してください。容器から坐剤を取りだした後、太い方から肛門内に深く挿入してください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時点ですぐに1回分を使用してください。ただし、再使用まで4~6時間の間隔をあけてください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、発疹、チアノーゼ(皮膚や唇、爪が青紫色~暗紫色になる)、吐き気・嘔吐、食欲不振、下痢、軟便、便意などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 蕁麻疹、冷や汗、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]
  • 高熱が出る、皮膚や粘膜に発疹・水泡ができる、目が充血する [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 息苦しさ、喘息(ヒューヒュー音) [喘息発作の誘発]
  • 体がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • のどの痛み、発熱 [顆粒球減少症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避け冷暗所で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 解熱鎮痛消炎剤
    同じ成分の薬を探す アセトアミノフェン
    同じ製薬会社の薬を探す シオエ製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。