お薬検索

グリメピリド錠1mg「VTRS」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 グリメピリド錠1mg「VTRS」
主成分 グリメピリド
分類名称 糖尿病用剤
剤形 淡紅色の割線入りの錠剤、直径6.0mm、厚さ2.3mm
商品画像
製薬会社 ヴィアトリス製薬株式会社
効能 膵臓に作用してインスリン分泌を促進します。
通常、2型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型糖尿病、肝または腎機能障害、感染症、手術前後、外傷、下痢や嘔吐などの胃腸障害、脳下垂体機能不全または副腎機能不全がある、栄養状態が悪い、飢餓状態、食事が不規則、食事が十分に摂れていない、衰弱状態、激しい筋肉運動をしている、飲酒量が多い。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1日主成分として0.5~1mgより開始し、1日1~2回(朝または朝夕、食前または食後)に服用します。維持量は通常1日1~4錠(1~4mg)で、必要に応じて適宜増減されますが、1日最高服用量は6錠(6mg)までです。本剤は1錠中に主成分1mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1回とばして、次の決められた時間に次の薬を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 高所作業や自動車などの運転中に低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、発汗など)を起こすと事故につながります。特に注意してください。
  • 低血糖症状の一つとして意識障害を起こす可能性もありますので、この薬を飲んでいることを必ずご家族やまわりの方にも知らせてください。
  • 低血糖にそなえて砂糖やブドウ糖を携帯してください。低血糖症状が認められるものの、意識障害がない場合は、通常は砂糖を、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)を併用している場合は、ブドウ糖を飲食してください。意識が薄れてきた場合は、医師に連絡してください。
  • この薬を使用中は、血糖や尿糖などを定期的に検査する必要があります。
  • 不摂生や感染症の合併などにより薬が効かなくなることがあります。医療機関で受けた生活指導はきちんと守りましょう。
  • 副作用 主な副作用として、低血糖症状、吐き気、下痢、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 空腹感、冷汗、脱力感 [低血糖]
  • 貧血症状(全身倦怠感、動悸など)、出血傾向(鼻血など)、発熱 [汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 糖尿病用剤
    同じ成分の薬を探す グリメピリド
    同じ製薬会社の薬を探す ヴィアトリス製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。