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ミラペックスLA錠0.375mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ミラペックスLA錠0.375mg
主成分 プラミペキソール塩酸塩水和物
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 白色の錠剤、長径約9mm、短径約9mm、厚さ約4.1mm、重さ約0.25g
商品画像
製薬会社 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
効能 脳のドパミンD2受容体を刺激し、パーキンソン病の症状(手のふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅い、姿勢を保持できない)を改善します。
通常、パーキンソン病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。透析を必要とするような腎臓の障害がある。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は1日量1錠(主成分として0.375mg)を1日1回食後に服用することからはじめ、2週目は1日量2錠(0.75mg)を服用し、以後経過をみながら、1週間ごとに1日量2錠(0.75mg)ずつ増量され、維持量〔標準1日量4~12錠(1.5~4.5mg)〕が決められます。年齢や症状により適宜増減されますが、1日量は12錠(4.5mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬を割ったり砕いたりして飲むと副作用が現れるおそれがありますので、そのまま噛まずに飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時点でできるだけ早く飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。特に、急激に飲む量を減らしたり飲むのを止めたりすると、副作用があらわれる恐れがあります。
  • 生活上の注意
  • 前兆のない突発的睡眠や傾眠があらわれることがあり、自動車事故を起こした例が報告されていますので、自動車の運転や機械の操作、高い所での作業など危険を伴う作業はしないでください。
  • 薬の作用を強める恐れがありますので、飲酒はなるべく避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、傾眠(意識がぼんやりして、ほとんど眠っている状態)、吐き気、末梢性浮腫、めまい、疲労、便秘、幻視、ジスキネジア(自分の意志に反した、口をもぐもぐしたり、勝手に手が動いてしまうなどの症状)、起立性低血圧、幻覚などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 前兆のない急な眠り込み [突発的睡眠]
  • 現実にはない物が見えたり聞こえたりする、根拠のない主観的な思い込み、考えがまとまらない [幻覚、妄想、せん妄、錯乱、激越]
  • 痙攣、意識障害 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
  • 発熱、強い筋肉のこわばり、意識がうすれる [悪性症候群]
  • 脱力感、筋肉痛、褐色の尿 [横紋筋融解症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
    同じ成分の薬を探す プラミペキソール塩酸塩水和物
    同じ製薬会社の薬を探す 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳025~29歳1,005
    30~34歳1,41530~34歳3,054
    35~39歳3,28035~39歳4,894
    40~44歳12,62840~44歳8,347
    45~49歳26,65845~49歳27,171
    50~54歳43,52950~54歳61,854
    55~59歳87,00355~59歳105,539
    60~64歳128,32760~64歳202,899
    65~69歳325,11165~69歳475,026
    70~74歳406,46370~74歳637,017
    75~79歳402,56175~79歳692,265
    80~84歳285,30480~84歳572,310
    85~89歳106,89285~89歳242,483
    90歳以上22,35390歳以上62,560