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ドプスOD錠200mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ドプスOD錠200mg
主成分 ドロキシドパ
分類名称 抗パーキンソン剤
剤形 白色~淡褐色の錠剤、長径10.0mm、厚さ4.7mm
商品画像
製薬会社 大日本住友製薬株式会社
効能 この薬は体内で直接l(エル)-ノルアドレナリンとなり、神経の機能を改善します。
通常、パーキンソン病におけるすくみ足やたちくらみ、シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、たちくらみ、起立性低血圧を伴なう血液透析患者のめまい・ふらつき・たちくらみ、けん怠感、脱力感の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、糖尿病性壊疽のような末梢血管病変がある透析患者、心室性頻拍、コカイン中毒
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • パーキンソン病におけるすくみ足、たちくらみ:通常、成人は1回主成分として100mgを1日1回から服用を開始し、一日おきに100mgずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回200mg1日3回服用ですが、年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大900mgです。必ず指示された服用方法に従ってください。
    シャイドレーガー症候群、家族性アミロイドポリニューロパチーにおける起立性低血圧、失神、たちくらみ:通常、成人は1日主成分として200~300mgを1日2~3回に分けて服用開始し、数日~1週間毎に1日100mgずつ増量し、最適な服用量(標準維持量)を決めます。標準維持量は1回100~200mg1日3回服用ですが、年齢・症状により増減されます。1日の服用量は最大900mgです。必ず指示された服用方法に従ってください。
    起立性低血圧を伴う血液透析時のめまい・ふらつき・たちくらみ、けん怠感、脱力感:通常、成人は1回主成分として200~400mgを透析開始30分前~1時間前に服用しますが、年齢・症状により減量されます。1回の服用量は最大400mgです。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 本剤は1錠中に主成分として200mgを含有します。
  • この薬は水と一緒でなくても飲めるタイプの薬です。舌の上でだ液を含ませ軽くつぶしてから、だ液と一緒に飲んでください。普通の薬と同じように、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲むこともできます。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に飲んでください。ただし、次に飲むまでに4時間以上あけてください(1日3回飲んでいる場合)。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。血液透析を受けている場合は、血液透析の前に気がつけばすぐに飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、頭痛・頭重感、血圧上昇、吐き気、食欲不振、幻覚、動悸、胃痛(胃部不快感など)、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ [悪性症候群]
  • のどの痛み、頭痛、鼻血 [白血球減少、無顆粒球症、好中球減少、血小板減少]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗パーキンソン剤
    同じ成分の薬を探す ドロキシドパ
    同じ製薬会社の薬を探す 大日本住友製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳1,261
    20~24歳020~24歳1,270
    25~29歳025~29歳0
    30~34歳1,49930~34歳1,359
    35~39歳5,43535~39歳6,120
    40~44歳18,70040~44歳12,427
    45~49歳38,82545~49歳26,142
    50~54歳62,91750~54歳47,766
    55~59歳80,18255~59歳46,055
    60~64歳124,54260~64歳75,615
    65~69歳236,05265~69歳162,619
    70~74歳326,52370~74歳228,018
    75~79歳463,83075~79歳329,739
    80~84歳448,58680~84歳326,093
    85~89歳243,27985~89歳214,528
    90歳以上54,29690歳以上78,344