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ノービア錠100mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ノービア錠100mg
主成分 リトナビル
分類名称 抗ウイルス剤
剤形 白色~微黄白色の錠剤、長径約17mm、短径約9mm、厚さ約6mm
商品画像
製薬会社 アッヴィ合同会社
効能 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)-1およびHIV-2のプロテアーゼの活性を競合的に阻害し、HIVの産生/増殖を抑えます。
通常、他のHIV薬と併用し、HIV感染症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能または肝機能障害、血友病および出血傾向、器質的心疾患および心伝導障害(房室ブロックなど)、B型肝炎、C型肝炎がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は主成分として1回6錠(主成分として600mg)を1日2回食後に必ず他の抗HIV薬と併用して服用します。ただし、服用初日は1回3錠(300mg)を1日2回、2日目、3日目は1回4錠(400mg)を1日2回、4日目は1回5錠(500mg)を1日2回、5日目以降は1回6錠(600mg)を1日2回食後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 本剤の吸収に影響を与えるおそれがあるので、噛んだり砕いたりせずそのまま服用してください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 医師の指示に従って定期的に眼科検査を受けてください。
  • セイヨウオトギリソウ含有食品は薬の代謝を促進して効果を弱めるおそれがあるので、この薬を服用中は摂取しないでください。
  • タバコ(喫煙)により薬の効果が弱くなることがありますので、控えてください。
  • 他の医師を受診する場合や、薬局などで他の薬を購入する場合は、必ずこの薬を使用していることを医師または薬剤師に伝えてください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気、下痢、異常感覚、嘔吐、口周囲感覚異常、頭痛、腹痛、食欲不振、味覚倒錯、無力症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 考えがまとまらない、時間、場所などがわからない、幻覚、筋肉が発作的に収縮する [錯乱、痙攣発作]
  • 過呼吸、意識障害、手指の震え [脱水]
  • 喉がかわく、大量の水を飲む、尿量の増加、疲れやすい、体重減少 [高血糖、糖尿病]
  • 食欲不振、全身がだるい、吐き気、嘔吐、黄疸 [肝炎、肝不全]
  • 呼吸困難、蕁麻疹、全身がだるい [過敏症]
  • 高熱(38℃以上)、目の充血、食欲不振、全身倦怠感、紅斑 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 皮下出血、鼻血、歯ぐきの出血などの出血しやすい状態 [出血傾向]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 抗ウイルス剤
    同じ成分の薬を探す リトナビル
    同じ製薬会社の薬を探す アッヴィ合同会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳020~24歳0
    25~29歳8,82825~29歳0
    30~34歳26,05430~34歳3,990
    35~39歳38,41035~39歳5,203
    40~44歳57,80640~44歳3,411
    45~49歳67,43545~49歳6,305
    50~54歳52,94750~54歳3,756
    55~59歳30,78555~59歳1,813
    60~64歳21,84060~64歳1,449
    65~69歳15,81665~69歳1,290
    70~74歳10,33770~74歳0
    75~79歳3,60175~79歳0
    80~84歳1,34480~84歳0
    85~89歳085~89歳0
    90歳以上090歳以上0