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プラザキサカプセル75mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 プラザキサカプセル75mg
主成分 ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩
分類名称 血液凝固阻止剤
剤形 不透明な白色のカプセル剤、長さ約18mm、直径約6mm
商品画像
製薬会社 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
効能 トロンビンを阻害することにより血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぎます。
通常、非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、出血している、出血の可能性、脊椎・硬膜外カテーテル留置がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人はダビガトランエテキシラートとして1回150mgを1日2回服用します。なお、必要に応じて、ダビガトランエテキシラートとして1回110mgを1日2回に減量されます。本剤は1カプセル中にダビガトランエテキシラート75mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • カプセルは開けず、十分量(コップ1杯程度)の水とともに服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、同日中にできるだけ早く服用してください。次の服用まで6時間以上空けてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • セイヨウオトギリソウはこの薬の作用を弱めますので、これを含む食品を摂らないでください。
  • この薬の服用中は出血が止まりにくくなっていますので、ケガをするおそれのある仕事や運動などを避けてください。また、以下のような症状があらわれた場合には、すぐに医師に相談してください。この薬には特異的中和剤がありますので、必ずこの薬を服用中である旨を医師にお伝えください。
    鼻や歯ぐきなどから出血が続く、あざ(内出血)ができた、血尿や血便(赤色・黒色便)がでた、胸やけ、はきけ、むかつき
  • 手術や抜歯をする時には、事前に担当の医師に相談してください。他院や他科に受診の際は、この薬の服用を医師、歯科医師、薬剤師に伝えてください。
  • 副作用 主な副作用として、消化不良、下痢、上腹部痛、鼻出血、吐き気、胸痛、皮下出血、血尿などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 頭痛・腹痛、黒色便・血便・血尿、歯肉出血・皮下出血 [出血(消化管出血、頭蓋内出血など)]
  • 咳嗽、呼吸困難、発熱 [間質性肺炎]
  • じんましん、顔の腫れ、呼吸困難 [アナフィラキシー]
  • 全身がだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [急性肝不全、肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • この薬は吸湿性がありますので、できるだけアルミの袋のまま保管してください。
  • カプセルは服用直前にシートから取り出してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血液凝固阻止剤
    同じ成分の薬を探す ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳1,624
    15~19歳1,88815~19歳0
    20~24歳10,81620~24歳5,606
    25~29歳23,46025~29歳2,452
    30~34歳56,95630~34歳10,954
    35~39歳138,08035~39歳36,342
    40~44歳432,08840~44歳64,723
    45~49歳948,50445~49歳152,923
    50~54歳1,623,34850~54歳288,510
    55~59歳2,857,10855~59歳442,651
    60~64歳4,651,87360~64歳811,875
    65~69歳8,642,65765~69歳1,751,801
    70~74歳7,811,02870~74歳2,034,461
    75~79歳4,373,85575~79歳1,398,965
    80~84歳1,801,27180~84歳996,862
    85~89歳670,77285~89歳720,536
    90歳以上238,97290歳以上426,790