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レザルタス配合錠HD

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 レザルタス配合錠HD
主成分 オルメサルタンメドキソミル、アゼルニジピン
分類名称 血圧降下剤
剤形 片面白色、片面白色~帯黄白色の錠剤、長径14.2mm、短径6.7mm、厚さ約5.3mm
商品画像
製薬会社 第一三共株式会社
効能 アンジオテンシン受容体遮断薬とCa拮抗薬の合剤で、前者は血管平滑筋のアンジオテンシンIIの血管収縮作用を抑えて血圧を下げ、後者は血管を拡張することにより、血圧を低下させます。
通常、高血圧症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎動脈狭窄がある。高カリウム血症、血液透析中、厳重な減塩療法中である。腎機能障害、肝機能障害、脳血管障害がある。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠を1日1回朝食後服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。本剤は1錠中にオルメサルタンメドキソミル20mg、アゼルニジピン16mgを含有しています。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は、忘れた分を飲まないで、次の飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 血圧が下がることによって、めまい、ふらつきがあらわれることがありますので、高所での作業、自動車の運転など、危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 薬の血中濃度が上がり、血圧が下がりすぎるおそれがありますので、服用中は、グレープフルーツジュースを飲まないでください。
  • 妊娠する可能性のある人はこの薬の使用前に妊娠していないことを確認されます。また、この薬を使用している間も、妊娠していないことを定期的に確認します。妊娠を計画する場合、妊娠が判明した場合または疑われた場合は、すぐ医師に連絡してください。
  • 副作用 主な副作用として、めまい、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、まぶた・唇・舌の腫れ、蕁麻疹 [血管浮腫]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛 [腎不全]
  • 手足や唇のしびれ、筋力の減退、手足の麻痺 [高カリウム血症]
  • 冷感、嘔吐、気を失う、意識がなくなる [ショック、失神、意識消失]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血 [血小板減少]
  • 冷汗、空腹感、脱力感 [低血糖]
  • めまい、ふらつき [房室ブロック、洞停止、徐脈]
  • 筋肉の痛み、脱力感、赤褐色の尿 [横紋筋融解症]
  • かゆみ、全身発赤、血圧低下、意識の低下、動悸 [アナフィラキシー]
  • 吐き気、激しい腹痛、水のような便 [重度の下痢]
  • 発熱、から咳、呼吸困難、息切れ [間質性肺炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す 血圧降下剤
    同じ成分の薬を探す オルメサルタンメドキソミル、アゼルニジピン
    同じ製薬会社の薬を探す 第一三共株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳11,03420~24歳1,068
    25~29歳34,65825~29歳8,172
    30~34歳139,27130~34歳25,739
    35~39歳416,93535~39歳91,719
    40~44歳1,325,77340~44歳341,789
    45~49歳2,838,35145~49歳952,932
    50~54歳4,084,54450~54歳1,735,815
    55~59歳5,438,67755~59歳2,471,861
    60~64歳6,639,20860~64歳3,227,691
    65~69歳9,023,81265~69歳5,173,183
    70~74歳8,484,93770~74歳6,291,898
    75~79歳6,962,71275~79歳6,920,634
    80~84歳4,793,70780~84歳6,495,814
    85~89歳2,443,64785~89歳4,734,445
    90歳以上805,04790歳以上2,635,073