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ビジクリア配合錠

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ビジクリア配合錠
主成分 リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム
分類名称 他に分類されない治療を主目的としない医薬品
剤形 白色~微黄白色の錠剤、長径約16.0mm、短径約8.0mm、厚さ約6.5mm
商品画像
製薬会社 ゼリア新薬工業株式会社
効能 腸管内に水分を貯留させ、しゃ下作用を示し、腸管洗浄効果をあらわします。
通常、大腸の内視鏡検査前における腸管内容物の排除に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害(透析中の患者を含む)、急性リン酸腎症、高血圧症の高齢者、うっ血性心不全、不安定狭心症、QT延長症候群、心室性不整脈、電解質異常、胃腸管閉塞症、腸管穿孔、中毒性巨大結腸症である。心臓に障害がある。腹水を伴う病気がある。腸疾患がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。
  • 用法・容量
  • 通常、成人は大腸内視鏡検査の4~6時間前から1回5錠ずつ、約200mLの水(お茶でもよい)とともに15分毎に計10回、合計50錠を2時間30分で服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 高齢者は、1回分の5錠を数回に分けて15分間をかけて約200mLの水で服用してください。服用中に、めまい、ふらつきなどの異常を感じた場合は担当の医師または薬剤師に相談してください。
  • 本剤は排泄液の状態で服用継続の可否を判断するのではなく、用法・用量に従い、規定用量を服用してください。
  • 通常、本剤服用後の排便は、服用開始後、約1時間30分頃から始まり、約2時間30分間持続します。服用開始後4時間(240分)以降には、大腸内視鏡検査が実施可能となります。なお、服用開始後約3時間30分には排泄液がほぼ透明となります。50錠を飲んでも排便がない場合には、直ちに医師に連絡してください。
  • 脱水を予防するために検査前日からこの薬を飲む前、あるいはこの薬を飲み終わった後にも適度な水分(お茶でもよい)をとってください。
  • 飲み忘れた場合は担当の医師または薬剤師に相談してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、吐き気、嘔吐、腹部膨満感、腹痛、肛門不快感、めまい、さむけ、気分不快、頭痛、口渇、倦怠感、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 体のむくみ、尿量減少、全身倦怠感 [急性腎不全、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)]
  • 手足のこわばり、しびれ、ピリピリ感、筋力低下、意識障害 [低カルシウム血症]
  • 食欲不振、嘔吐、痙攣、意識の低下 [低ナトリウム血症]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 他に分類されない治療を主目的としない医薬品
    同じ成分の薬を探す リン酸二水素ナトリウム一水和物、無水リン酸水素二ナトリウム
    同じ製薬会社の薬を探す ゼリア新薬工業株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳0
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳0
    15~19歳015~19歳0
    20~24歳1,18020~24歳0
    25~29歳1,28025~29歳1,215
    30~34歳1,61030~34歳1,690
    35~39歳4,69035~39歳3,820
    40~44歳3,61540~44歳5,951
    45~49歳4,63045~49歳6,100
    50~54歳3,78050~54歳4,200
    55~59歳2,74055~59歳4,390
    60~64歳1,72060~64歳3,416
    65~69歳1,53065~69歳2,575
    70~74歳1,19070~74歳1,921
    75~79歳1,29075~79歳1,080
    80~84歳080~84歳0
    85~89歳085~89歳0
    90歳以上090歳以上0