お薬検索
シクロスポリンカプセル25mg「BMD」[移植用]
基本情報
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名 | シクロスポリンカプセル25mg「BMD」[移植用] |
---|---|
主成分 | シクロスポリン |
分類名称 | 他に分類されない代謝性医薬品 |
剤形 | 黄白色不透明の軟カプセル剤、長径約12mm、短径約6mm |
製薬会社 | 富士製薬工業株式会社 |
効能 |
通常、臓器移植(腎・肝・心・肺・膵・小腸)後の拒絶反応、骨髄移植後の拒絶反応や移植片対宿主病の抑制に用いられます。 |
使用上の注意 |
|
用法・用量 |
腎移植:通常、移植の1日前から体重1kgあたり1回主成分として4.5~6mg〔体重50kgで9~12カプセル(225~300mg)〕を1日2回服用し、移植後徐々に減量して維持量は1回2~3mg〔体重50kgで4~6カプセル(100~150mg)〕を1日2回服用します。 肝移植:通常、移植の1日前から体重1kgあたり1回主成分として7~8mg〔体重50kgで14~16カプセル(350~400mg)〕を1日2回服用し、移植後徐々に減量して維持量は1回2.5~5mg〔体重50kgで5~10カプセル(125~250mg)〕を1日2回服用します。 心移植、肺移植、膵移植:通常、移植の1日前から体重1kgあたり1回主成分として5~7.5mg〔体重50kgで10~15カプセル(250~375mg)〕を1日2回服用し、移植後徐々に減量して維持量は1回1~3mg〔体重50kgで2~6カプセル(50~150mg)〕を1日2回服用します。 小腸移植:通常、体重1kgあたり1回主成分として7~8mg〔体重50kgで14~16カプセル(350~400mg)〕を1日2回服用し、移植後徐々に減量して維持量は1回2.5~5mg〔体重50kgで5~10カプセル(125~250mg)〕を1日2回服用します。ただし、通常、移植1日前から注射剤が使われ、服用可能となってから、服用を開始します。 骨髄移植:通常、移植の1日前から体重1kgあたり1回主成分として3~6mg〔体重50kgで6~12カプセル(150~300mg)〕を1日2回服用し、3~6ヵ月間継続してから徐々に減量・中止します。 いずれの場合も、臓器移植後の症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 |
生活上の注意 |
|
副作用 |
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。 |
保管方法その他 |
|
同じ薬効の薬を探す | 他に分類されない代謝性医薬品 |
同じ成分の薬を探す | シクロスポリン |
同じ製薬会社の薬を探す | 富士製薬工業株式会社 |
※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。