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シクロスポリンカプセル10mg「TC」[移植用]
基本情報
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名 | シクロスポリンカプセル10mg「TC」[移植用] |
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主成分 | シクロスポリン |
分類名称 | 他に分類されない代謝性医薬品 |
剤形 | 白色~淡黄白色のカプセル剤、長径8mm、短径5mm |
製薬会社 | 沢井製薬株式会社 |
効能 |
通常、臓器移植(腎臓、肝臓、心臓、肺、膵臓、小腸)における拒絶反応の抑制、骨髄移植における拒絶反応および移植片対宿主病の抑制に用いられます。 |
使用上の注意 |
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用法・用量 |
肝移植:通常、移植1日前から1回体重1kgあたり主成分として7~8mgを1日2回服用しますが、以後徐々に減量されます。維持量は1回体重1kgあたり2.5~5mgを1日2回服用とされていますが、症状により適宜増減されます。 心移植、肺移植、膵移植:通常、移植1日前から1回体重1kgあたり主成分として5~7.5mgを1日2回服用しますが、以後徐々に減量されます。維持量は1回体重1kgあたり1~3mgを1日2回服用とされていますが、症状により適宜増減されます。 小腸移植:通常、1回体重1kgあたり主成分として7~8mgを1日2回服用しますが、以後徐々に減量されます。維持量は1回体重1kgあたり2.5~5mgを1日2回服用とされていますが、症状により適宜増減されます。ただし、通常、移植1日前から注射剤が使われ、服用可能となってから、服用を開始します。 骨髄移植:通常、移植1日前から1回体重1kgあたり主成分として3~6mgを1日2回服用し、3~6ヵ月間継続し、徐々に減量し中止されます。 本剤は1カプセル中に主成分10mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。 |
生活上の注意 |
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副作用 |
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。 |
保管方法その他 |
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