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ボグリボース錠0.2mg「YD」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ボグリボース錠0.2mg「YD」
主成分 ボグリボース
分類名称 糖尿病用剤
剤形 白色の錠剤、直径約7mm、厚さ約2.7mm
商品画像
製薬会社 共創未来ファーマ株式会社
効能 糖質を分解する消化酵素の働きを抑えることにより、糖質の消化・吸収を遅らせて食後の急激な血糖の上昇を抑えます。
通常、糖尿病の食後過血糖の改善、耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、感染症、外傷がある。手術の前後
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 糖尿病の食後過血糖の改善:通常、成人は1回1錠(主成分として0.2mg)を1日3回毎食直前に服用します。効果不十分な場合は、1回1.5錠(0.3mg)まで増量されることもあります。
    耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制:通常、成人は1回1錠(主成分として0.2mg)を1日3回毎食直前に服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、その薬は飲まないで1回分を飛ばして、次の食事の直前に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖症状(脱力感、強い空腹感、冷や汗、動悸、手足のふるえ、意識が薄れるなど)があらわれることがあります。低血糖症状が認められる場合は、ブドウ糖を飲んでください。
  • 低血糖症状があらわれることがありますので、高所作業、車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、放屁、腹部膨満、発疹、かゆみ、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 手足のふるえ、空腹感、脱力感 [低血糖]
  • 腹部膨満、放屁増加、腹痛 [腸閉塞]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や粘膜などの黄染(黄色くなる) [劇症肝炎、重篤な肝機能障害、黄疸]
  • 便秘、意識障害、ふるえ [肝硬変患者での高アンモニア血症の増悪]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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