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ボグリボース錠0.3mg「日医工」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ボグリボース錠0.3mg「日医工」
主成分 ボグリボース
分類名称 糖尿病用剤
剤形 白色~帯黄白色の錠剤、直径8.1mm、厚さ3.1mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 炭水化物をブドウ糖に分解する酵素を阻害し、小腸からのブドウ糖の吸収を遅らせます。
通常、糖尿病の食後過血糖の改善に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡・前昏睡、感染症、手術前後、外傷がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回主成分として0.2mgを1日3回毎食直前に服用します。効果不十分な場合は、経過を十分に観察しながら1回量を1錠(0.3mg)まで増量し、1日3回毎食直前に服用します。本剤は1錠中に主成分0.3mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、次の食事の直前に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 低血糖を起こすことがあります。万一、低血糖症状が起こった場合にはブドウ糖をとるようにしてください。
  • 指導された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖症状があらわれることがありますので、自動車の運転や高所作業など危険を伴う機械を操作する際には十分注意してください。
  • 副作用 主な副作用として、下痢、放屁、腹部膨満、発疹、かゆみ、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脱力感、高度の空腹感、発汗 [低血糖]
  • 腹部膨満、鼓腸、放屁増加 [腸閉塞]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎、重篤な肝機能障害、黄疸]
  • 便秘、手の羽ばたき振戦(震え)、意識がうすれる [高アンモニア血症の増悪、意識障害]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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