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クリアミン配合錠A1.0

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 クリアミン配合錠A1.0
主成分 エルゴタミン酒石酸塩、無水カフェイン、イソプロピルアンチピリン
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 淡黄色の錠剤、直径11.5mm、厚さ5.6mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 頭痛の発作時に拡張した血管を収縮させ、血管周囲の炎症を抑えます。
通常、血管性頭痛、片頭痛、緊張性頭痛の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。末梢血管障害、閉塞性血管障害、狭心症、冠動脈硬化症、コントロール不十分な高血圧症、ショック、側頭動脈炎、肝障害、腎障害、敗血症、心臓弁膜の病変およびその既往がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1錠を1日2~3回服用します。頭痛発作の前兆がある場合は1回1~2錠を頓用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1週間に最高10錠までとなっています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は症状がなければ服用しなくてかまいません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めたり、長期にわたり飲み続けないでください。急に中止すると頭痛などの禁断症状があらわれることがあります。
  • 生活上の注意
  • めまいなどが起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 喫煙により作用が強くあらわれることがありますので、服用中の過度の喫煙はひかえてください。
  • 副作用 主な副作用として、食欲不振、吐き気、局所性浮腫、かゆみ、じんましん、呼吸困難、発疹、貧血、腎障害、四肢筋痛、四肢脱力感、知覚異常(四肢のしびれ感、ピリピリ感)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脈拍の異常、呼吸困難、顔面蒼白 [ショック]
  • 高熱、眼球結膜の充血、紅斑 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 手足のしびれ感・ピリピリ感・痛み、脈の消失 [麦角中毒]
  • 頭痛 [エルゴタミン誘発性の頭痛、頭痛を主訴とする禁断症状]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関にご相談ください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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