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サラゾスルファピリジン腸溶錠250mg「NIG」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 サラゾスルファピリジン腸溶錠250mg「NIG」
主成分 サラゾスルファピリジン
分類名称 サルファ剤
剤形 黄色~黄褐色の錠剤、直径9.8mm、厚さ5.7mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 免疫調節作用により、関節リウマチの免疫異常を正常に近づけて炎症症状をやわらげます。
通常、関節リウマチの治療に用いられます。効果が得られるまでに1~2ヵ月かかる場合があります。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠中または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として500mg)を1日2回朝食および夕食後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は、腸溶錠なので、かんだり砕いたりせず、そのまま飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 皮膚、爪、尿や汗などの体液が黄色~黄赤色に着色したり、ソフトコンタクトレンズが黄色に着色することがあります。このような場合は医師に相談してください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を中止してください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、かゆみ、顔面潮紅、紅斑、じんましん、光線過敏症、血清病(じんましん、発熱、関節痛など)、吐き気・嘔吐、腹痛、口内炎、胃不快感、食欲不振、浮腫、腫れ、尿路結石(腰背部痛、腹痛、血尿など)、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 高熱、鼻血、全身倦怠感 [再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少、貧血、播種性血管内凝固症候群]
  • 発熱、目の充血、紅斑 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症型薬疹]
  • 発疹、発熱、感冒様症状 [過敏症症候群、伝染性単核球症様症状]
  • 発熱、咳、呼吸困難 [間質性肺炎、薬剤性肺炎、PIE症候群、線維性肺胞炎]
  • 尿量減少、全身のむくみ、発熱 [急性腎不全、ネフローゼ症候群、間質性腎炎]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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