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グリベンクラミド錠2.5mg「三和」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 グリベンクラミド錠2.5mg「三和」
主成分 グリベンクラミド
分類名称 糖尿病用剤
剤形 白色の割線入錠剤、長径8.1mm、短径4.1mm、厚さ2.3mm
商品画像
製薬会社 株式会社三和化学研究所
効能 膵β細胞を刺激してインスリンの分泌を促進させることにより血糖を下げます。
通常、インスリン非依存型糖尿病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型糖尿病、肝機能障害、腎機能障害、感染症、手術前後である、怪我がある、下痢・嘔吐などの胃腸障害がある。
  • 妊娠または妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1日0.5~1錠(主成分として1.25~2.5mg)を1日1回服用の場合は朝食の前または後に、1日2回服用の場合は朝食と夕食の前または後に服用します。必要に応じて適宜増量され、維持量が決定されますが、1日最高服用量は4錠(10mg)とされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1回とばして次の指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 糖尿病患者であることを家族の方にも理解してもらっておいてください。
  • 食事は規則正しく取り、暴飲・暴食をさけてください。
  • 低血糖症状を起こすことがありますので、高所作業や自動車の運転などには注意してください。
  • 低血糖症状が現れたときは砂糖やブドウ糖を、α-グルコシダーゼ阻害薬(ミグリトール、アカルボース、ボグリボース)を一緒に服用しているときは、ブドウ糖を飲んでください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、光線過敏症、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脱力感、高度の空腹感、発汗 [低血糖]
  • のどの痛み、発熱(高熱)、筋肉痛 [無顆粒球症]
  • 疲れやすい、息切れ、蒼白 [溶血性貧血]
  • 全身けん怠感、吐き気、皮膚や結膜などが黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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