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グリベンクラミド錠1.25mg「NIG」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 グリベンクラミド錠1.25mg「NIG」
主成分 グリベンクラミド
分類名称 糖尿病用剤
剤形 白色の割線入り錠剤、直径6.0mm、厚さ1.9mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 すい臓のβ細胞を刺激してインスリン分泌を促進し、血糖(血液中の糖分)を下げます。
通常、インスリン非依存型糖尿病の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス(深く大きい呼吸、意識がなくなる、手のふるえなど)、糖尿病性昏睡または前昏睡、インスリン依存型糖尿病、肝障害、腎障害、感染症、手術前後、外傷がある、胃腸障害
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、1日1~2錠(主成分として1.25~2.5mg)を1日1回または2回に分け、1回の場合は朝食前または朝食後に、2回の場合は朝夕の食前または食後に服用します。必要に応じ適宜増量され維持量が決められますが、1日8錠(10mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1回分をとばして、次の指示された時間から服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖症状によるめまいやふらつきなどに気づいたら、砂糖やジュースなどの糖分を、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボースなど)と併用している場合は、ブドウ糖をとってください。
  • 低血糖を起こすことがありますので、自動車の運転や高所作業など危険を伴う機械を操作する際には十分注意してください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、かゆみ、脱毛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脱力感、高度の空腹感、発汗 [低血糖]
  • のどの痛み、発熱、貧血症状 [無顆粒球症、溶血性貧血]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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