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アロプリノール錠100mg「NIG」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 アロプリノール錠100mg「NIG」
主成分 アロプリノール
分類名称 痛風治療剤
剤形 白色の片面1/2割線入りの錠剤、直径8.1mm、厚さ3.7mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 体内で尿酸が作られるのを抑えることにより、血液中および尿中の尿酸の量を低下させます。
通常、痛風、高尿酸血症をともなう高血圧症における高尿酸血症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1日2~3錠(主成分として200~300mg)を2~3回に分けて食後に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬を飲み始めたとき、一時的に痛風発作(痛み)が強くなることがありますが、自分の判断で勝手に薬の量をかえたり、中止したりしないで医師に相談してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 心臓や腎臓が悪くなければ、水分を多くとり、尿量を多くするように心がけてください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、かゆみ、関節痛、貧血、リンパ節症、紫斑、腎機能異常(尿量減少、むくみ)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、発疹、目の充血 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎などの重篤な皮膚障害、過敏性血管炎]
  • 発疹、発熱、リンパ節がはれる [薬剤性過敏症症候群]
  • 顔面蒼白、冷や汗、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]
  • あおあざができる、全身倦怠感、高熱 [再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [劇症肝炎などの重篤な肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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