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ワンアルファ錠1.0μg[骨粗鬆症、慢性腎不全]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ワンアルファ錠1.0μg[骨粗鬆症、慢性腎不全]
主成分 アルファカルシドール
分類名称 ビタミンA及びD剤
剤形 白色の錠剤、直径6.0mm、厚さ2.2mm
商品画像
製薬会社 帝人ファーマ株式会社
効能 肝臓で活性型のビタミンD3となり、腸管および骨などに作用し、腸管からのカルシウム吸収促進作用、骨塩溶解作用、骨形成作用などを示します。
通常、慢性腎不全、副甲状腺機能低下症、ビタミンD抵抗性クル病・骨軟化症におけるビタミンD代謝異常に伴う諸症状(低カルシウム血症、テタニー、骨痛、骨病変など)の改善や、骨粗鬆症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 本剤は、患者の血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに、投与量が調整されます。
    通常、成人は、1日1回主成分として0.5~1.0μgを服用します。ただし、年齢・症状により適宜増減されます。
    通常、小児は、1日1回主成分として、骨粗鬆症の場合には0.01~0.03μg/kgを、慢性腎不全の場合には、0.05~0.1μg/kgを服用します。ただし、疾患、症状により適宜増減されます。
    本剤は1錠中に主成分を1.0μg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 担当の医師に相談せずにカルシウムやビタミンDを多く含む市販の薬やサプリメントを使用しないでください。カルシウムやビタミンDを必要以上に取り過ぎる心配があります。
  • 高カルシウム血症があらわれることがありますので、定期的に血清カルシウム値の測定が行われます。
  • 急性腎障害があらわれることがありますので、定期的に腎臓の検査が行われます。
  • 副作用 主な副作用として、かゆみ、はきけ、食欲不振、下痢、便秘、胃痛、結膜充血、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 尿量減少、浮腫、全身倦怠感 [急性腎障害]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 光の当たらないところで、湿気を避けてふたのついた容器などに入れ、乳幼児、小児の手の届かないところで室温(1~30℃)で保管してください。
  • PTPの状態で保管し、服用直前にシートから取り出してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は、受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
  • 同じ薬効の薬を探す ビタミンA及びD剤
    同じ成分の薬を探す アルファカルシドール
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
    ※なお、当サービスによって生じた損害について、シミックソリューションズ株式会社及びくすりの適正使用協議会、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。

    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳5,778
    5~9歳05~9歳1,317
    10~14歳12,97010~14歳10,685
    15~19歳15,25115~19歳19,624
    20~24歳12,20320~24歳12,598
    25~29歳6,70425~29歳21,652
    30~34歳10,81630~34歳32,724
    35~39歳19,26635~39歳57,456
    40~44歳27,02840~44歳106,472
    45~49歳38,86745~49歳136,504
    50~54歳45,57550~54歳165,743
    55~59歳56,62855~59歳256,814
    60~64歳73,46760~64歳488,750
    65~69歳120,03765~69歳1,193,461
    70~74歳171,80070~74歳2,035,174
    75~79歳245,55375~79歳3,303,475
    80~84歳274,43880~84歳3,399,195
    85~89歳205,98685~89歳2,522,629
    90歳以上101,30190歳以上1,365,816