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HCGモチダ注射用5千単位[生殖補助医療における卵胞成熟および黄体化、一般不妊治療(体内での受精を目的とした不妊治療)における排卵誘発および黄体化]

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 HCGモチダ注射用5千単位[生殖補助医療における卵胞成熟および黄体化、一般不妊治療(体内での受精を目的とした不妊治療)における排卵誘発および黄体化]
主成分 ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
分類名称 脳下垂体ホルモン剤
剤形 注射剤
商品画像
製薬会社 持田製薬株式会社
効能 女性の卵巣での卵胞成熟、排卵、黄体化を誘発します。
通常、生殖補助医療における卵胞成熟および黄体化、一般不妊治療(体内での受精を目的とした不妊治療)における排卵誘発および黄体化に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)およびその疑い、性早熟症、血栓塞栓性疾患がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 使用量、使用のタイミングは医師が決定します。
    通常、添付の生理食塩液で溶解して1mL(主成分として5,000単位)を1回皮下に注射しますが、状態に応じて使用量を2mL(10,000単位)とすることもあります。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 在宅自己注射を行う場合、使用方法および使用済みの注射針や注射器などの安全な廃棄方法について指導を受けてください。自己注射を続けられないと感じた場合には、すぐに医師または薬剤師に相談してください。在宅自己注射を行う前に、この薬の「在宅自己注射説明書」を必ず読んでください。
  • 注射し忘れた場合は、医師の指示を受けてください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く注射した場合は、医師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、注射するのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 卵巣過剰刺激症候群があらわれることがありますので、下腹部の痛み・張った感じ、吐き気、腰痛などの症状があらわれたり、急激に体重が増加した場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してください。
  • 副作用 主な副作用として、発疹、めまい、頭痛、興奮、不眠、抑うつ、疲労感、性早熟症、注射部位の疼痛・発赤・硬結(注射した部分が痛む・赤くなる・硬くなる)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔が赤くなる、胸が苦しくなる、呼吸困難 [ショック]
  • 下腹部の痛み・張った感じ、吐き気、腰痛 [卵巣過剰刺激症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避けて1~15℃で保管してください。
  • 使用済みの注射針や注射器を再使用しないでください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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