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メキシレチン塩酸塩カプセル50mg「JG」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 メキシレチン塩酸塩カプセル50mg「JG」
主成分 メキシレチン塩酸塩
分類名称 不整脈用剤
剤形 帯黄赤色不透明/わずかに褐色がかった黄色不透明のカプセル剤、全長14.5mm
商品画像
製薬会社 日本ジェネリック株式会社
効能 心筋の異常な興奮を抑え、脈の乱れを整えます。神経細胞からの痛みの伝達を抑え、糖尿病による手足の痛みやしびれを抑えます。
通常、頻脈性不整脈(心室性)の治療、糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛、しびれ感)の改善に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。刺激伝導障害(ペースメーカー未使用のII~III度房室ブロックなど)、心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症、洞性徐脈、心不全など)、肝障害、腎障害、低血圧、パーキンソン症候群がある、ペースメーカーや植え込み型除細動器を使用している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 頻脈性不整脈:通常、成人は1回2カプセル(主成分として100mg)を1日3回食後に服用しますが、効果が不十分な場合は、1回3カプセル(150mg)まで増量されます。年齢・症状により適宜増減されます。
    糖尿病性神経障害に伴う自覚症状:通常、成人は1回2カプセル(主成分として100mg)を1日3回食後に服用します。1日6カプセル(300mg)以上服用しないでください。
    いずれの場合も必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 食道にとどまって崩壊すると、食道潰瘍を起こすおそれがありますので、多めの水で服用し、就寝直前の服用は避けてください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 頭がボーっとしたり、めまい、しびれが起こることがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気、腹痛、食欲不振、消化不良、嘔吐などの消化器症状、かゆみ、全身発疹、発熱、じん麻疹、紅斑、多形(滲出性)紅斑、動悸、振戦(手足の震え)、めまい、しびれ感、眠気、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 紅斑、水疱・びらん、結膜炎 [中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症]
  • 発疹、発熱、リンパ節腫脹 [過敏症症候群]
  • 動悸、息切れ、失神(気を失う) [心室頻拍、房室ブロック]
  • むくみ、頭痛、尿量減少 [腎不全]
  • 現実に存在しないものが見える、考えがまとまらない、時間、場所がわからない [幻覚、錯乱]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 不整脈用剤
    同じ成分の薬を探す メキシレチン塩酸塩
    同じ製薬会社の薬を探す 日本ジェネリック株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
    ※「薬検索:処方薬」では、「一般社団法人 くすりの適正使用協議会」が提供する「くすりのしおり®」のデータを利用しております。
    ※「薬検索:市販薬」では、セルフメディケーション・データベースセンターが提供するデータを利用しております。
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    薬効分類別数量

    各年代別の薬剤の処方数です。(2018年04月~2019年03月)
    ※厚生労働省の第5回NDBオープンデータ「外来(院外)_性年齢別薬効分類別数量」を基にしています。

    男性女性
    0~4歳00~4歳1,146
    5~9歳05~9歳0
    10~14歳010~14歳3,424
    15~19歳015~19歳1,105
    20~24歳8,03920~24歳0
    25~29歳3,53225~29歳2,399
    30~34歳1,92530~34歳2,271
    35~39歳11,00235~39歳5,228
    40~44歳11,40740~44歳11,323
    45~49歳24,00545~49歳17,576
    50~54歳30,50650~54歳29,530
    55~59歳47,12555~59歳36,153
    60~64歳71,33160~64歳39,102
    65~69歳148,25565~69歳78,739
    70~74歳174,19170~74歳96,700
    75~79歳238,89875~79歳165,564
    80~84歳210,72180~84歳156,226
    85~89歳138,03485~89歳150,553
    90歳以上56,83590歳以上92,077