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ジスチグミン臭化物錠5mg「NIG」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ジスチグミン臭化物錠5mg「NIG」
主成分 ジスチグミン臭化物
分類名称 自律神経剤
剤形 白色の割線入り錠剤、直径7.0mm、厚み2.7mm
商品画像
製薬会社 日医工株式会社
効能 コリンエステラーぜを阻害して、間接的にアセチルコリン作用を高め、筋肉や膀胱筋の働きを強めます。
通常、手術後や神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難、重症筋無力症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管または尿路の器質的閉塞、迷走神経緊張症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 手術後および神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難:通常、成人は1日1錠(主成分として5mg)を服用します。
    重症筋無力症:通常、成人は1日1~4錠(主成分として5~20mg)を1~4回に分けて服用しますが、初期服用量は1日1錠(5mg)から開始し、症状により適宜増減されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、1回分を飛ばして、次の通常飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 下記の副作用の症状が認められた場合に、服用を中止し、直ちに医師に連絡して指示を仰ぐことを、必ず家族やまわりの方に知らせておいてください。
  • 授乳中の方は、この薬を使用している間は授乳を避けてください。
  • 副作用 主な副作用として、吐き気・嘔吐、腹痛、下痢、唾液分泌過多、気道分泌過多、発汗、徐脈、縮瞳、呼吸困難などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 腹痛、腹鳴(腹がゴロゴロと音が出る)、下痢 [コリン作動性クリーゼ]
  • 胸の痛み、圧迫感、狭窄感、めまい [狭心症、不整脈]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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