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ブロムペリドール錠6mg「サワイ」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ブロムペリドール錠6mg「サワイ」
主成分 ブロムペリドール
分類名称 精神神経用剤
剤形 白色の錠剤、直径7.0mm、厚さ3.1mm
商品画像
製薬会社 沢井製薬株式会社
効能 脳内の神経伝達物質(ドパミン)の受容体を遮断することにより、強い不安感や緊張感、意欲の低下などの症状を改善します。
通常、統合失調症の治療に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心不全、パーキンソン病
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は主成分として1日3~18mgを服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日36mgまで増量されることもあります。本剤は1錠中に主成分6mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
  • 生活上の注意
  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下をおこすことがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないようにしてください。
  • 飲酒により薬の作用が強くあらわれることがありますので、服用中の飲酒は控えてください。
  • 副作用 主な副作用として、肝障害、パーキンソン症候群〔振戦(手足のふるえ)、筋強剛(筋肉のこわばり)、流涎(よだれが出る)、寡動(動きが極端に少なくなる)、歩行障害、仮面様顔貌、嚥下障害、構音障害(はっきり話せない)など〕、アカシジア(じっとしていられない)、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • じっとして動かない、筋肉のこわばり、ものが飲み込みにくい [悪性症候群]
  • 顔、特に口の周囲の絶え間ない不随意運動 [遅発性ジスキネジア]
  • けいれん、意識の低下、頭痛 [抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
  • 食欲不振、吐き気・嘔吐、著しい便秘 [麻痺性イレウス]
  • のどの痛み、頭痛、発熱 [無顆粒球症、白血球減少]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 同じ薬効の薬を探す 精神神経用剤
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    同じ製薬会社の薬を探す 沢井製薬株式会社

    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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