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フェルデン坐剤20mg

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 フェルデン坐剤20mg
主成分 ピロキシカム
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 白色不透明の坐剤、直径8.5~11.5mm、長さ29.0mm
商品画像
製薬会社 ファイザー株式会社
効能 炎症やはれに関与するプロスタグランジンの生合成を抑え、関節や筋肉の痛みを緩和します。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群の消炎・鎮痛に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常、肝障害、腎障害、アスピリン喘息またはその既往歴、心機能不全、高血圧症、直腸炎、直腸出血または痔疾、出血傾向がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回1個(主成分として20mg)を1日1回肛門から直腸内に挿入します。ただし、1日量は1個(20mg)を超えません。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • できるだけ排便後に使用してください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く使用してください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、発疹、発赤、じんましん、かゆみ、湿疹、光線過敏症、腹痛、下痢・軟便、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • みぞおちの痛み、胸やけ、便が黒くなる [消化性潰瘍(穿孔を伴うことがある)、吐血、下血などの胃腸出血]
  • 呼吸困難、全身のほてり、じんましん [ショック、アナフィラキシー]
  • 高熱、皮膚が赤くなる、口内炎 [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
  • 尿量減少、手足や顔のむくみ、血尿 [急性腎障害、ネフローゼ症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避け、冷所(15℃以下)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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