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ケトプロフェン坐剤75mg「日新」

基本情報

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名 ケトプロフェン坐剤75mg「日新」
主成分 ケトプロフェン
分類名称 解熱鎮痛消炎剤
剤形 白色~淡黄色の坐剤、最大径10mm、長さ27mm
商品画像
製薬会社 日新製薬株式会社
効能 痛みや発熱、炎症を引き起こすプロスタグランジンの生成を抑え、痛みや炎症をやわらげ、熱を下げます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、症候性神経痛における鎮痛・消炎・解熱、外傷や手術後の鎮痛・消炎に用いられます。
使用上の注意
  • 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、アスピリン喘息またはその既往歴、直腸炎、直腸出血または痔疾がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
  • 用法・用量
  • 通常、成人は1回主成分として50~75mgを1日1~2回直腸内に挿入しますが、年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1個中主成分として75mgを含有します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • この薬は肛門に入れて使用する坐剤なので、口から飲まないでください。できるだけ排便後に使用してください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時点で1回分を使用してください。ただし、次の使用時間が近い場合は1回とばしてください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使用を止めないでください。
  • 生活上の注意
    副作用 主な副作用として、発疹、かゆみ、下痢、腹痛、吐き気・嘔吐、便秘、消化性潰瘍、胃腸出血、貧血、血小板機能低下(出血時間の延長)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
    このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 蕁麻疹、呼吸困難、冷汗 [ショック、アナフィラキシー]
  • 紅斑、水泡、発熱 [中毒性表皮壊死症]
  • 尿量減少、むくみ、倦怠感 [急性腎不全、ネフローゼ症候群]

  • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
    保管方法その他
  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、湿気を避けて、冷所(冷蔵庫など)に保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
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    ※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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